プロボクシング日本スーパーフェザー級王者奈良井翼(24=RK蒲田)が27日、東京・後楽園ホールで同級1位福井貫太(30=石田)との初防衛戦に臨む。フェニックスバトル120大会のセミファイナルで組まれ、26日には東京ドームシティ内で前日計量に臨んだ。両者そろってリミットよりも100グラム少ない58・8キロでクリアした。
奈良井は「ど突き合いはせず、自分だけが殴って一方的に勝てればベスト」と気合十分。王者として迎える初戦になる。ベルトを守る立場に変わったが「自分としては初防衛戦も挑戦。これからもずっと挑戦でチャレンジャーであることに変わりはない」と口調を強めた。
一方、福井は「明日は絶対に面白い試合になる」と不敵な笑みを浮かべた。元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者石田順裕氏(49)が会長を務める石田ジムのプロ1号選手としての誇りを胸にリングに上がるつもりで「1号になった以上、王者になる。石田会長への恩返しを兼ねて勝ちたい気持ちがある」と静かに燃えていた。