【ボクシング】日本Sフェザー級王者奈良井翼V1防衛成功「おもろないと…」1位福井に判定勝ち

日本フェザー級タイトルマッチで福井貫太(左)に判定勝ちしタイトルを防衛した奈良井翼(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:フェニックスバトル120大会>◇27日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦で、同級王者奈良井翼(24=RK蒲田)が初防衛に成功した。同級1位福井貫太(30=石田)の挑戦を受け、3-0(96-94×2、97-93)の判定勝利。何とかベルトを死守したものの「しっかり練習します。初めて満員の後楽園ホールだったのに(試合が)おもろないと思われてしまった」と反省の弁を続けた。

序盤から左を軸とした福井の効果的なワンツー、右フックも浴び、前半採点では僅差ながら1-2とリードされていた。後半に入るとプレスをかけて距離を縮めて左右両フックで反撃を開始。「自分の気持ち的には足を使って駆け引きしようと思ったが、途中からガード固めてリターンを狙っていた」と奈良井。ポイントで逆転した形の初防衛となり、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

石田ジムのプロ1号として王座獲得に燃えていた福井に何とか競り勝った。奈良井は「福井選手の応援のみなさん、ごめんなさい。自分が負けていたと思う。福井選手に左で距離を取られて、めっちゃうまかったです。もう僕が気持ち的にダメで踏み込めず、近づけなかった」と挑戦者の意地に敬意を表していた。