【RISE】大崎孔稀3-0で大森隆之介破り初防衛「なめないでください」年内にもONEデビューか

試合後のインタビューに答える大崎孔稀

<RISE:181大会>◇8月31日◇東京・後楽園ホール

メインイベント(第10試合)でRISEバンタム級(-55キロ)王座戦3分5R無制限延長Rが行われ、王者・大崎孔稀(24=OISHI GYM)が判定3-0(49-47、50ー47、50-46)で挑戦者・大森隆之介(24=EX ARES)に完勝し、初防衛に成功した。

大崎は試合後、大森への感謝などを口にしてから、リング上からRISE伊藤隆代表に向かって「伊藤代表、見ましたか? 見ましたか? あんまなめないでください、僕を(笑い)。すいません、言葉が汚くなってしまったんですけど」と笑いながら言葉を投げかけた。

実は大会前のインタビューで同代表が「(マッチメークに)不満があるなら圧倒的に勝って『こういうマッチメークをしてはいけない』と僕に伝えてほしいですね」「インパクトのあるパフォーマンスを見せていかなければいけないですね。そうしないと(前王者の鈴木)真彦には勝ちましたけど、越えられないと思います」などと話したことについて、快く思っていなかったという。

大崎はそんな“怒り”もパワーに変えて戦った。1R、大森を強引にコーナーに押し込んで、持ち前の回転力を発揮。左右のパワフルなパンチ連打でいきなりダウンを奪取した。その後は大森がバッティングで左目の上をカットしながらも、ノーガードからのパンチや得意のバックブローなど、トリッキーなスタイルで踏ん張ったが、大崎は時折、笑みを浮かべながら余裕の戦いぶり。強烈なパンチやカウンターの膝などで大森を痛めつけ、大差判定勝利をもぎ取った。。

王者は「(RISEスーパーフライ級王者の兄一貴とともに)53キロ、55キロに大崎兄弟がいるっていうのを見せられたと思いますし、もっと本当に注目を浴びたいです。RISEさんの対応が大崎兄弟に対してはあまり良くないんで(笑い)。発言は確かに地味だと思いますけど、でも実力で言うと間違いなくRISEで全階級含めてトップレベルに入ると思います。むしろ1、2位いけてるんじゃないかなと」と胸を張った。

そして、あらためて「僕はお兄ちゃんと一緒に世界に挑戦したいという思いが今すごくあるんで。ONEの舞台で日本人が負けてますし、そこで勝てるのは僕たちしかいないって思ってるんで。そういう舞台で戦っていきたい」とONE参戦を直訴した。

これについて伊藤代表は「(登竜門的大会の)ONEフライデーファイツ(FF)なら(出場の)許可をもらっていて。年内に(試合を)組んであげたいと思います。(大崎はキックボクシングとムエタイの)どっちもできるんですけど、基本キックボクシングルールで送り出してあげたいと思います」と明言。まずは年内をめどにONE FFに参戦させるプランを提示した。

大森隆之介の話「悔しいですね。今回の試合って、おこがましいですけど、自分で盛り上げて、自分が一番上に立って作ってきた大会やなと思ってたんで、そんな大会を自分の形にできんかったのは悔しいなと率直に思います。次、ほんまにまたすぐに戻ってくるんで、みんな待っとってください。ほんまに、すぐ戻ってきます」