井上尚弥「ドヘニーの気合感じた」計量パス後、21秒間フェースオフで火花

前日の公式計量をパスし、写真に納まる井上尚(左)とT.J.ドヘニー(撮影・河田真司)

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が2日、横浜市内のホテルで前日計量に臨み、リミット(55・3キロ)で1発クリアした。

3日、東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦に臨む。前日計量にはドヘニーとともに出席。200グラム少ない55・1キロでパスしたドヘニーに対し、井上はリミットでクリア。約21秒間のフェースオフ(にらみ合い)を展開した後、ドヘニーから求められて握手も交わした。さらに肩をたたかれ、頭をなでられた。

まずは飲料水で減量のために疲労した肉体を回復させた井上は「コンディションはいつも通り。(ドヘニーの行動は)もともと、フレンドリーな人じゃないかな。でもそういうドヘニー選手の気合をものすごく感じた」と気を引き締めた。

5月の東京ドームで行われた元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)戦以来、約4カ月ぶりのリング。井上は「プレッシャーもいつもと変わらず。前回が東京ドームだから、というものもない。試合は楽しみで喜びが1番。リングに上がる自分に期待している」とリラックスした表情も浮かべていた。