「パッキャオ・ステップ」で次世代を築く。
ボクシングの亀田プロモーションは5日、大阪市内のKWORLD3ジムで10月12日に愛知県国際展示場で開催する興行の追加カードを発表した。
デビューから3戦3勝(2KO)、日本スーパーフライ級11位の政所椋(24=KWORLD3)が、東洋太平洋フライ級9位アルビン・カミケ(27=フィリピン)とスーパーフライ級8回戦で対戦する。
政所は昨年10月の試合で右拳を負傷。ずれた骨をボルトでつなぐ手術からの復帰戦となる。「けが(の治り)は順調。しっかり練習もできているんで、今回の試合に勝って東洋太平洋、WBOアジアパシフィックにランク入りしてタイトルを狙える位置につけたい」と意気込んだ。
さらなるレベルアップへ今夏、フィリピンへスパーリング合宿を行った。その際に元世界6階級制覇王者のスーパースター、マニー・パッキャオ(45)を電撃的に訪ねたという。「パッキャオさんに会って話をして学ぶことは多かった。成長できた実感がある」。
具体的には「もっと速いステップを学ぶべきだ」とアドバイスされたという。世界6階級制覇に導いた「パッキャオ・ステップ」。元世界3階級制覇王者のプロモーター、亀田興毅氏(37)は「ワープしてるもん。予想もつかないノーモーションで移動できる。それができるんはスタミナ、心肺機能の強さ。めちゃくちゃトレーニングしてると思うで」と話す。
政所もスーパースターのステップを目指しているが「あのレベルに達するには相当な練習が必要。頑張るしかない」。興毅氏も期待する次世代の世界王者候補。学んだ超一流の技を試し、披露する舞台となる。