<プロボクシング:WBCコンチネンタル・アメリカズ・スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦>20日(日本時間21日未明)◇アイルランド・ダブリン・3アリーナ
無敗の同級王者カラム・ウォルシュ(23=アイルランド)が母国凱旋(がいせん)の防衛戦で鮮やかなKO勝利を飾った。プシェミスワフ・ルノフスキ(30=ポーランド)とのV2戦に臨み、2回2分6秒、KO勝利。1回終盤に左強打で挑戦者の動きを止めると、2回に再び右フックや左ストレートでダウンを奪って仕留めた。
過去にKO負けの経験がなかったルノフスキを沈めたウォルシュは「信じられない。オレに殴られるまで、彼は1度もKO負けしたことがなかったんだ。オレのパンチが強すぎただけだ」と圧勝劇に納得した表情。愛称となる「キング」の王冠を頭に乗せ、母国ファンからの大歓声に応じた。これでウォルシュのプロ通算成績は12勝(10KO)無敗となった。
アイルランド出身ながらは米カリフォルニア州に在住。21年にプロ転向後、米リングを主戦場としてきた。名伯楽フレディ・ローチ・トレーナーの指導を受け、経験豊富なトム・ロフラー氏率いる360プロモーションとプロモート契約を結ぶ。また総合格闘技UFCデイナ・ホワイト社長の支援も受けている。
ウォルシュは今後もアイルランドのリングに立つ意欲を示し「デイナ・ホワイト社長もオレが(アイルランドに)戻って来れると言っていた。これは始まりにすぎない。オレは有望選手ではなく、挑戦者。すべてのベルトを狙っている。そして、それをアイルランドの人々のために持ち帰りたい」と宣言していた。
なおウォルシュ-ルノフスキ戦はABEMAで生中継された。