【ONE】日本人4人中、唯一ムエタイに出場する小笠原瑛作「2025年中にベルト取る!」

第2試合に登場する小笠原瑛作は日本人4選手の中で唯一ムエタイの試合に出場する (C)ONE Championship

いよいよ27日にバンコク(タイ)のルンピニースタジアムで日本人選手4人が出場する「ONEフライデーファイツ(FF)81」が開催される。132ポンド(約59・87キロ)契約ムエタイでリッティデット・ソー・ソンマイ(27=タイ)と戦う小笠原瑛作(29=クロスポイント吉祥寺)のインタビューがONEから届いた。

小笠原は持ち前のスピードで“スピードアクター”の異名を取る、KNOCK OUT-RED(ヒジありルール)スーパーバンタム級&フェザー級2階級制覇王者。ONEでは通算2勝1敗。現在の心境を一部抜粋してお届けする。

-コンディションは

「前戦は日本での試合(KNOCK OUT)だったのですが、その試合から3カ月ぐらい経ったので、しっかり身体は作っています。今回は特に大きなケガもなく順調に仕上げてこられたなって感じです」

-対戦相手のリティディット選手の印象は

「長身でリーチもあって、遠いところからパンチや蹴りが伸びてくる選手。そういった意味ではやりづらい相手なのかなっていう風には思っています」

-過去の試合では至近距離でスパッと決めてしまうような強さも

「そうですね。リーチがありつつも気合が入っている選手で過去のONEの試合では勝つ時もKO、負ける時もKOみたいなファイター、気持ちの強い選手だと思っています」

-そういう選手との対戦は気持ちを上げやすいですか

「それはありますね。何より気持ちが熱く、前に来てくれるファイターの方が僕自身もカウンターが取れて倒せる可能性も増えるんで。そういった意味ではやりたい選手かもしれないです」

-ここでじっくり倒して、次へのアピールに

「やっぱり目指すところはONEのベルトを取ることなので。もちろん、負けてはいけないっていうことは第一ですけど。でも、その中でやっぱり試合内容も(本戦契約に繋がる)評価基準にはなると思うので。焦りすぎると、もらっちゃう可能性がある選手なので、焦らずに3ラウンドを通して最後はフィニッシュしたいです」

-それ以外のテーマや意識していることは

「今回、武尊選手や秋元(皓貴)選手など、他にも有名な選手が出ますが、日本人でONEのムエタイルールのベルトを目指している選手はなかなかいないと思うので(同大会に一緒に出場する武尊、秋元、陽勇はキックボクシングルール)。武尊選手や秋元選手と違うルールで勝ちに行くという、その日本人の中でもまた違う自分の魅力、強さをアピールしたいというのが今回の大会ではあります」

-国内でもヒジありルールが盛り上がっています

「タイはムエタイの本場でヒジあり、首相撲ありのルールはタイ人の強い部分だと思うし、そこで僕が本選契約を勝ち取ってベルトも取ることになれば、僕に続く、日本人選手の道筋みたいなのが見えると思う。その道筋を作れるのは自分しかいないんじゃないかなとは思っています」

-今回、日本の王者が勢ぞろいした大会ですが、意識しますか

「いろいろと強い選手が集まっている中で、僕も選んでもらい、そこで良い試合を見せたいという気持ちはあります。あとは武尊さんや秋元さんとルールは違えど、日本人全員でその強さを見せたいなっていう気持ちもあります」

-武尊選手の試合予想は?

「武尊選手に関しては、相手の選手もローとかのパンチも強かったですけど、見る感じ武尊選手が押し切ってしっかりと勝つと思っています」

-秋元選手はいかがでしょうか?

「秋元選手も勝てる相手だと思う。ルールがちょっと違うんで、なんとも言えない部分もあるんですけど、本当にみんなで全勝できることが1番だと思います」

-最近はオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチ続きですが手応えは?

「やはり僕はスピードが自分の武器だと思っているので、グローブが小さい分、さらに回転が上がっていますね」

-今月初め、同じジムの重森陽太選手がONEでKO勝利を収めました

「同い年で互いに切磋琢磨(せっさたくま)している仲で、試合の後に『えいちゃんに(勝利を)つないだよ』って言われて。正直、ちょっとプレッシャーにはなりますが、本当に仲間が良い勝ち方をしてくれたので、僕もそこに乗ってベストな試合で倒し切りたいです。やはり、仲間の勝利っていうのはすごい刺激になるし、自分自身うれしいですね」

-日本のファンにメッセージを

「小笠原瑛作、2025年中にONEのベルトを取ります。そこに向けたこの一戦を見逃さずに。大きな大会なので是非日本から声援を送って下さい。よろしくお願いします」