ボクシングの元世界2階級制覇王者でIBF世界フェザー級3位の亀田和毅(33=TMK)が“モンスター”井上尚弥(大橋)との“頂上決戦”を熱望した。
和毅は29日、奈良・大和郡山と京都市内で「ミツハシスポーツ」のイベントに参加。次戦について「交渉もスムーズに運んでいます」と目指す3階級制覇へ意欲を示した。
和毅は8月24日に大阪・吹田市の大和アリーナで行われた同級挑戦者決定戦で、昨年10月に敗れた同級2位レラト・ドラミニ(30=南アフリカ)と再戦。試合は和毅が5回にダウンを奪うなど圧倒したが、判定は2-1での勝利。次期挑戦者の権利を得て、同級王者アンジェロ・レオ(30=米国)との交渉を開始した。その交渉がスムーズに進んでいるという。
和毅の目は「その先」も見据える。獲得を狙うフェザー級の世界王座は、スーパーバンタム級世界4団体王者の井上尚が次のターゲットとして、5階級制覇を狙うのは間違いない。和毅は「自分のキャリアにおいて、必ず対戦したい相手」と名乗りをあげる。
そのためにも、自身がフェザー級のベルトを保持する必要がある。「自分がフェザー級のベルトを1つ2つ持てば世間もそういう流れになるでしょう。だれもが見たい試合。その試合を自分が実現できるように、次の試合はめちゃくちゃ大事になる」。
世界挑戦は年明けが有力な状況となっている。「モチベーションはめちゃくちゃある」と和毅。日本ボクシング界の歴史に刻む試合実現へ、必ず3階級制覇は成し遂げる。【実藤健一】