矢吹正道14歳長女&11歳長男が全国制覇「バトンをもらった」2度目世界奪取に向け最高の勇気

ボクシングの全国大会を制した矢吹(中央)の長女・夢月さん(左)と長男の克羽くん(LUSH緑ジム提供)

ボクシングIBF世界ライトフライ級王座に挑む同級2位の矢吹正道が(32=LUSH緑)が、2度目の世界奪取に向けて最高の勇気をもらった。

10月12日に愛知県国際展示場で同級王者シベナティ・ノンシンガ(25=南アフリカ)に挑む。

ボクシング人生をかける一戦を前に長女の夢月(ゆづき)さん(14)と長男の克羽(かつば)くん(11)が全国制覇を遂げた。9月29日に東京・立川市で行われた「第6回ジュニアチャンピオンズリーグ全国大会」に参戦。夢月さんはU-15の45キロ級、克羽くんはU-12の30キロ級で見事に優勝した。夢月さんは全国大会3連覇となる。

未来の世界王者への登竜門であり、夢月さんは「オリンピックを目指したい」と28年に開催のロサンゼルス五輪で金メダルの夢をかかげる。克羽くんは矢吹が「父親目線」を超えて認める好センスで、将来を期待している。

矢吹は「ジムからは6人出場して3人優勝しました。負けた子も熱いファイトを見せてくれて、自分の子どもたちからもこれ以上ないバトンをもらいました。12日、必ず結果を残したいと思います」。子どもたちの奮闘から、より大きなエネルギーをもらった。

◆ボクシング・ジュニアチャンピオンズリーグ全国大会 日本プロボクシング協会(JPBA)、日本ボクシングコミッション(JBC)主催で将来プロを目指す若年層を対象にしたボクシング大会。18年に第1回が行われ、男女各U-18、U-15、U-12、U-9の年齢別に体重制限で階級を分けた各カテゴリーで実施。前身の全国U-15ジュニアボクシング大会からは井上尚弥、拓真兄弟、田中恒成、中谷潤人の世界王者を輩出している。