プロボクシングの第81回東日本新人王決勝の全カード発表会見が5日、東京ドームシティblue-ing!で開催された。スーパーバンタム級決勝では、2度目の新人王挑戦となる阿部一力(19=大橋)が矢野円来(23=花形)と拳を交える。昨年はスーパーフライ級にエントリーして準決勝で敗退。今年は2階級上げて決勝進出を果たした阿部は「ここまでこられたのは自分の力だけではない、まわりの人のおかげだと思っている。試合当日まで残された日を1日も無駄にせず、当日まで仕上げたいと思う」と意気込みを示した。
自らが準決勝敗退した昨年は同門選手4人が決勝まで進出。今年は所属ジムただ1人の決勝進出者となり、スーツ姿で会見に登場。「1人で目立つというか、僕が1人なのは必ず意味があると思う」とプラス材料にとらえた。小学1年から所属ジムに通い始め、ジュニアチャンピオンズリーグ全国制覇。武相高でもバンタム級で全国16強に入った後、志望していたプロに転向した。美容師免許取得するために美容短期大にも通っている。
大橋ジムのホープとして期待されている阿部は「これ(新人王)をものにしたい。意味のあることだと思うので。自分で楽しんで戦いたい。昨年、18歳で負けて悔しい思いをして…調子に乗っていた部分もあったと思う。その負けでいろいろ考えて何が原因で負けたのか考えながら1年間考えて成長できて決勝まで来たと思う。1日1日を大切にしながら過ごしている」とキッパリ。11月3日の決勝に照準を合わせていた。