12日の「MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5」(後楽園ホール)で、栗秋祥梧(29=クロスポイント吉祥寺)がチュームーシーフー(22=中国)とKNOCK OUT-BLACK(ヒジなしルール)フェザー級王座決定戦3分3R延長1Rを戦う。8月大会のリング上でチュームーシーフーの相手に名乗りを上げ、「KNOCK OUT」では初の王座戦が決まった。SNSでは「最後の試合」発言もしており、注目が集まる。KNOCK OUTの栗秋インタビュー(一部抜粋)は以下の通り。
-今の練習の状況は
「意外と体重とかも順調なので、気持ち的にはけっこう楽なんですけど、体は疲れてますね」
-ここまでの練習の仕上がりや手応えは
「何かそこまで深く考えることなく、いつも通りやろうかなという感じですね。作戦とか1つのことに対してやりすぎちゃうと、それがハマらなかったときが怖いので、トータル的にやってる感じです」
-改めてチュームーシーフー選手の一番怖いところ、警戒しないといけないところというと
「やっぱりガンガン前に来るところと、パンチは強いのと、あと気持ちが強いかなと。でも、パンチが強いことをイメージしすぎると、蹴りをもらっちゃったりするので、バランスよく戦おうと思ってます」
-前々からタイトルについては「どうしてもほしいとは思ってない」みたいな発言が多かったと思います。そんな中で8月大会のリング上で名乗りを上げたのは、心境の変化ですか
「別に、そこまで変わってはないんですけど(笑い)。多くの格闘家からすると、やっぱりベルトって一番目指すところだと思いますけど、僕も東京に来て5~6年になって、もう30~40戦ぐらいやって。対戦相手もみんなどこかのベルトを持ってますし。そこに勝ったりしてると、別にいらねえなとは思いますよね(笑い)。もうずっとチャンピオンクラスに勝ってるから」
-それはそれとして、SNSでは「最後の試合」みたいな発言がありました
「はい、最後にしたいですね。勝っても負けても。立ち技はもういいかなって感じなんですよね。飽きました(笑い)」
-勝ったらチャンピオンじゃないですか
「まあ会長とはまだ話してないんですけど『UNLIMITEDルール(ヒジ打ち、パウンド、サッカーボールキック、踏み付け、グラウンドでのヒジ・ヒザありと、MMAから関節・絞め技と寝技を省いた“究極打撃格闘技ルール”)一本でやっていいですか』という話をして、許可が出れば。別に僕は鈴木千裕みたいに二刀流をやるつもりもないので」
-いつも以上に、意識してキッチリ仕上げてきた
「はい。『これで最後だしな』とか思いながら練習すると、やっぱり気持ちが入る。それで頑張ってたというのはありますね」
-ただ勝ってベルトが手に入ったら「また」みたいな気持ちにはなりませんか
「ないですね(笑い)。それでも、会長から『1年に1回はやれよ』って言われれば、それはもう仕方ないと思うんですけど…。僕的にはもう、キックボクシングにはケリをつけたい気持ちです」
-ケリをつけられるだけの勝ち方をしたい
「誰もが納得するような試合をしたいなと思いますし、(チュームーシーフーに)久井君も負けたり、龍聖も1回倒されたりしているので『俺は違うよ』というところを見せてあげたい」
-それだけの勝ち方をして、スッキリ次に行きたいと
「例えば、もし仮にここで負けたとして『いや、でもUNLIMITEDがあるしな』とか、自分でも思いたくないので。もうこれが最後と思ってやろうかなと」
-今回はメインです
「何か、初メインみたいに出てるんですけど、僕、メイン初めてじゃないんですよ(笑い)。九州にいた時とか、ずっとメインだったので」
-ただ、今の「KNOCK OUT」になってから、後楽園でのメインは初になります。思うところは
「いや、何もないっすね。試合順とかあんまり気にしたこともないです。まあ、試合を見てもらえば分かりますよ」
-では最後に、今回の試合ではここに注目してほしいというポイントは
「やっぱり一発の強さだったり、もし3Rかかっても、そういうテクニックを見てほしいなというのはあります。今まで格闘技をやってきた集大成を全部見せようと思ってるので、それを武器に勝とうと思っています」