【RISE】ONEにも参戦の安本晴翔、判定で王者門口佳佑に勝利「幸楽苑さんスポンサーに!」

RISE初戴冠を果たし絶叫する安本晴翔(左は伊藤隆代表)

<RISE:182大会>◇20日◇東京・後楽園ホール

メインイベントでRISEフェザー級(-57・5キロ)王座戦3分5R無制限延長Rが行われ、壮絶な打ち合いの末に挑戦者で同級2位の安本晴翔(24=橋本道場)が、判定3-0(48-47、49-47、49-46)で王者・門口佳佑(29=EX ARES)に勝利。期待されて22年からRISEに参戦した大器が、うれしい初戴冠を果たした。

安本はいきなり1Rからパンチの連打で門口のバランスを崩した。それでも「自分は勢いのまま行ってしまうクセがあるんですけど、1回落ち着いて冷静に。セコンドからもまだまだという声があったので」と、焦ることなく、冷静に門口を攻め続けた。一方、王者も簡単には倒れない。門口はその後も「打ち合い上等」とばかりに前に出続けた。

3Rには逆に門口の左ハイキックで安本がぐらり。しかし安本はダメージを受けながらもパンチを出し続け、流れを明け渡さなかった。そのまま5Rまで2人は渾身(こんしん)の力でパンチ、キックを浴びせ続けた。結局、手数、スピード、的確なパンチで勝る安本が文句なしの判定で勝利をつかみとった。判定が告げられると安本はうれしさで崩れ落ち、門口は拍手を送った。

すでにONEチャンピオンシップにも参戦している安本はリング上で「2年前にRISEに参戦して、ここまでずっとベルトを欲しくて頑張ってきました。本当にめちゃくちゃ今、うれしいです。門口選手の分もこれからもっともっと強くなって、世界で通用できる選手になるんで。これからも応援をよろしくお願いします」と笑顔を見せた。

試合後の囲み会見では「本当に生きてきた中で一番うれしいくらい。試合が発表されてから毎日練習して、面白いこともなく、色がない世界みたいな感じの毎日を送っていたので。ここでやっと世界に色がつき始めた」と詩的な表現でよろこびを表した。

安本は9月8日のXへの投稿で「試合決定! 10月20日幸楽苑ホール タイトルマッチが決まりました!」と「後楽園ホール」の文字を人気ラーメンチェーン店の名前と間違えるボケをかまし、その幸楽苑がSNS上でリアクションするなど話題となっていた。この日、王者になった安本は「幸楽苑さん、見てたらぜひスポンサーになってください!」とおちゃめに呼びかけていた。