“仮想グッドマン”はパリ五輪代表選手だった。プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が、IBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)を控えた4日、横浜市の所属ジムでの練習を公開。会見では挑戦者を想定してパリ五輪ボクシング57キロ級日本代表で、昨年のアジア大会銀メダリストの原田周大(23)と約20ラウンドのスパーリングを消化したことを明かした。
原田はあと一歩でメダルを逃したものの、パリ五輪では準々決勝に進出したトップアマ。アマチュア歴が長く、世界ユース選手権で3位の実績もあるグッドマンを想定してパートナーを依頼したという。「グッドマンとテンポも似ているし、海外の選手にはない細かい技術も持っている。(トップアマとのスパーリングは)久しぶりで、テンポも早かったが、しっかりやりあうことができた。接近戦でもグッドマンの土俵でも戦える準備はしている」と井上は手応えをつかんでいた。