7日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される「ONEファイトナイト(FN)26」のフライ級MMAで、同級2位の若松佑弥(29=TRIBE TOKYO MMA)と戦うギルバート・ナカタニ(31=米国)が試合前のインタビューに応えた。
日本の血を引くナカタニはONE初参戦。直近2試合は米LFAで戦っており4連勝中。通算戦績は8勝1敗だ。初戦からトップランカーの若松と激突するのは、ONEのナカタニに対する期待の表れ。前王者デメトリアス・ジョンソンの現役引退に伴い、ONEフライ級MMA世界王座は現在、空位。ナカタニは若松を下して王座挑戦のチャンスをつかめるか。
-いきなりフライ級2位のコンテンダーとの対戦。異例のデビュー戦です
「私は自分自身を信じているので、世界の誰とでも戦う。誰が相手でもいい。DJが引退してベルトが空位になったことは、世界最高の選手の一人として私の名前を世界に知らせる絶好の機会だ。過去1年、数試合の経験で、私は本当に成長したと思うし、ファイトIQも上がった。私は最強になりたい。チャンピオンになりたい。これは世界一に近づくための新たな足掛かりに過ぎない。今回は私にとっては大きなチャンスだし準備はできている。自分の全てを出し切り、勝利したい」
-若松選手の長所と短所、どう分析しますか
「彼は理由もなく2位の選手な訳ではない。ビッグマッチで勝ったこともあるし、ビッグネームと接戦を演じたこともある。タイプ的にはオールラウンドなファイターだと評価している。彼は全体的に素晴らしい選手だから何を持ってくるか分からない。しかしそのスキをつける気がする。私がやることはこれまでやってきた練習や準備を信じ、規律を守り、ミスをせず、自分のゲームプランを実行するだけだ」
-ONEはハイドレーションなど独自の計量システムを持っています。さらにメディア対応など戦前からすべきことが多くあります
「正直に言えば、それほど大きなことではない。エキサイティングな気持ちを持ちつつも、謙虚さを忘れず、いつもと変わりない状態で挑めると思う。私は(ONEグラップリングで)マイキー・ムスメシがフィニッシュできなかったガントゥムル・バヤンドゥレンにリアネイキッドチョークを極めて勝っている。だから彼の姿をONEで見た時、私があの場所に立つイメージができていた。勝ち続ければ、早かれ遅かれ、ONEで戦うと信じていた」
-今回の試合の理想的な勝ち筋は
「どの試合もそうだが、私はいつもフィニッシュを狙っている。私はフィニッシャーだから。アマレスをやっていた高校時代から、私は相手を泣かせてボコボコにして帰らせようと考えていた。私は昔からファイターだった。どんなことをしてでも勝ちたかったんだ。今回の試合は花火のような激しいバトルになるだろう。良い動き、良いテクニックがたくさんある試合になるだろう。彼も同じだと思うが、それ以上の情報は言えない。とにかくフィニッシュを狙う」
-若松選手に勝った場合、次の展望は
「全ての出来事には理由がある。試合後、手を挙げることができ、さらにフィニッシュを決めることができたら、世界最高の選手の一人であることを証明できる。当然、チャンピオン候補に名前を連ねることができるだろう」
-最後にファンにメッセージを
「ギルバート・ナカタニが披露する、沢山のクールなテクニックに注目して欲しい。本当に格闘技に興味がある人たちは、私のテクニックやフォームがどの程度のものか、理解できるはずだ。花火のような激闘を期待していてくれ。タイトル挑戦への一歩、このために生まれてきたんだ。待ちきれない」