立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は1日、都内で年間表彰式「RISE’s PRIZE2024」を開催。2024年に活躍した選手やジムに対して13部門で表彰を行い、那須川龍心(18=TEAM TEPPEN)がMVP賞など“3冠”を獲得した。
那須川は昨年5戦5勝3KOの成績を残し、11月には数島大陸を倒してフライ級王座を初戴冠。この日は賞金300万円と副賞のロレックス・サブマリーナーデイトを手にした。以下、那須川の授賞式後の主な一問一答。
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-最初からMVPを取る自信はありましたか
「ノミネートはされてるのかなっていうのはあったんですけど、正直取れるとまでは思ってなくて。最後まで(自分に)そういう賞がなければあるのかなと思ってたんですけど、最初にABEMA賞とかベストファン賞が来たんで『俺もうねえわ』って思ってたらまさか来たんで、すごいうれしかったです」
-この受賞は兄の天心選手にも威張れるものじゃないでしょうか
「もちろん言います(笑い)」
-天心選手と連絡は
「まだ連絡はしてないですけど『おめでとう』って(メッセージが)来ましたね」
-天心選手が取ったことのない賞なので“兄超え”ということですね
「まあ(今回が2回目のRISE’s PRIZEなので)先にこういう賞があれば、天心がMVPを取ってたと思うので(笑い)。そんなに自慢できるものではないですけど、こういう今まで取ったことない賞を取れたということは自分の価値も高まるのかなと思いますし、責任感も増えましたね」
-受賞直後のスピーチで「伝えたいことを伝えられる男になる」という話もされていました
「今の立ち技、キックボクシングもそうですけど、天心がいた頃とかTHE MATCHをやるまでくらい(の状態)まで、今は盛り上がっていないのかなというのがあるので。そういう(キックを盛り上げる)ことも言っていかないといけないと思いますし、僕が勝って、そういう姿で見せていかないといけないなというのもあります。いろんなところで男として、きっぱり物事をしっかり言っていきたいなと思います」
-この前の会見で「次の試合に勝って革命を起こす」という話をされていましたが、すでに革命が起こったと思うんですが
「これは革命の序章みたいな、そんな感じですね。これで勝てば革命を起こせますし。本当にこういう賞をもらったことで、より一層身が引き締まるというか、次は絶対勝たないといけないし、ぶっ倒さないといけないなというのはすごい思います」
-賞金300万円の使い道は
「本当にあんまり物欲がなくて。服だったり:。海外とかで練習してみたいですね」
-ロレックスの腕時計のつけ心地は
「今年19歳ですけど19歳でロレックスをつけている人はいないんじゃないかなって自分で思っています」
-街にもロレックスをつけて出かけますか
「そうですね、はい。つけていこうと思います」
-話は少し変わりますが、昨日はONEの会見で立ち技の豪華メンバーが集まっていましたが。何か思うことはありましたか
「カードを見て、すごい豪華だなと思ったんですけど、正直あんまりONEとかに興味がなくて。自分が活躍していけば、自分が世界一の選手になれば、そこの場所が世界最高峰って言われると思うんで。自分の価値を上げていくだけだな、ぐらいにしか思ってなかったです。まあ少し悔しかったですけど。自分が強くなればいいや、ぐらいの感覚でしたね」
-トップの選手としてRISEをどういうところに持って言いたいですか
「知名度が少なからず他の選手よりありますし。ライトな層、あんまり格闘技を知らない層にも僕は伝えられると思っているので。もっともっと派手な試合というか、KOだったり、分かりやすい試合をして、僕がトップになって、そういう天心が引っ張ってきたRISE以上を目指して、僕がまた盛り上げていきたいなと思います」
<各賞受賞者>
▼ルーキー・オブ・ザ・イヤー 細越竜之介(team AKATSUKI)24年の成績=4戦4勝4KO
▼ABEMA賞(視聴率向上に貢献した選手) 那須川龍心(TEAM TEPPEN)
▼R-1SE Force(ライズフォース)賞(RISEラウンドガールの中から選出) セラ
▼格闘技メディア賞 白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、中村寛(BK GYM)、志朗(BeWELLキックボクシングジム)、宇佐美秀メイソン(team VASILEUS)
▼ベストジム賞 OISHI GYM
▼ベストインパクト賞(もっとも観客に衝撃を与えた選手) ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)
▼ベストファン賞(ファン投票で選出) 那須川龍心(TEAM TEPPEN)
▼殊勲賞(強敵を相手に勝ち星を挙げた選手) 大森隆之介(EX ARES)※3月エルドラドでシュートボクシング日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太に勝利
受賞コメント「山田虎矢太選手の名前を言われた時にめっちゃ日和ったのを覚えてます。勇気を出して強いファイターとやると思って試合を決めてもらって。結果1RKOで勝てたんですけど、自分の評価は自分でしか決められないってすごい思ったので。これからも強敵次々に出てくると思うんですけど、誰が相手でも自分の言葉を曲げずに戦っていきたいと思います」
▼敢闘賞(勇敢に戦い、努力が認められた選手) 小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)※敗れたものの1階級上の王者テッサ・デ・コムに挑戦
受賞コメント「女子格を盛り上げたいんで、この試合で体重を上げてやっぱり無理やと思われた方もいっぱいいると思うんですけど、自分は絶対にリベンジしようと思ってるし。やっぱり普通じゃダメだと思ってるんで、これからも飛び抜けてすごいことに挑戦していこうと思っているので応援よろしくお願いします」
▼技能賞(技が豊富で技能が優れている選手) 花岡竜(橋本道場)※スーパーフライ級王座決定戦で政所仁を倒して王座戴冠
受賞コメント「僕は格闘技はKOだけじゃないと思っていて。判定でも十分面白い試合はできると思っていて。その自分の気持ちが形になったのがすごくうれしいなと思います。2025年は技能を見せつつしっかり倒せるチャンピオンとして成長していきたい」
▼エクストリームファイト賞(RISE年間173試合の中からファンを最も沸かせた試合) 門口佳佑(EX ARES) VS 安本晴翔(橋本道場)※10月のRISE182で行われ、安本が勝利してフェザー級王座戴冠
▼ベストKO賞 パヌワット・TGT(TARGET)※4月のRISE177で行われた「漢気トーナメント」決勝で岩郷泰成をKOして優勝(初戦もKO勝ち)
▼MVP賞 那須川龍心(TEAM TEPPEN)24年の成績=5戦5勝3KO