【新日本】デスペラードが藤田晃生を下しV2「大阪でもっと大事なことあんだろ。頑張れよ」

藤田晃生を倒して2度目の防衛を果たしたデスペラード(C)新日本プロレス

<新日本プロレス:後楽園大会>◇4日◇東京・後楽園ホール

メインイベントでIWGPジュニアヘビー級王座戦が行われ、王者エル・デスペラードが23分3秒の熱戦の末、ピンチェ・ロコ(両腕をリバース・フルネルソンで固めて相手を顔面からマットにたたきつける技)で挑戦者・藤田晃生(22)から3カウントを奪って2度目の防衛を果たした。

ロビー・イーグルスとともにIWGPジュニアタッグ王座を保持する藤田は、ジュニアのシングル王座は初挑戦だったが、史上最年少での「ジュニア2冠」はならなかった。

序盤からデスペラードがチョップを、藤田は逆水平を延々と打ち合う意地の張り合いを見せた。デスペラードは藤田の利き腕である左腕と左足を徹底的に攻撃。一方、藤田はTMDKの“師匠”ザック・セイバーJr.の必殺技クラーキー・キャット(変形羽根折り固め)も繰り出し、王者を追い詰めた。

クラーキー・キャットをしのいだデスペラードは藤田のAbandon Hope(ブレーンバスターの体勢で抱え上げ、相手を横にひねりながら後方に倒れこみ、相手の顔面を右肩にたたきつける技)をカッターで切り返した。終盤、藤田のバックスピンキックが決まるが、デスペラードが一瞬のスキを突いて脇固めで捉え、リバースタイガードライバーをさく裂させた。続けて狙ったピンチェ・ロコはリバースで返されたが、そのままクラッチを離さずに再度ピンチェ・ロコを繰り出して死闘に終止符を打った。

試合後のマイクでデスペラードは藤田の健闘をたたえ、ファンに藤田への拍手を要求。そして「悔しいだろ。そうだよな、自分に勝った相手に『あいつに拍手してくれ』なんて言われたら、俺だったら恥ずかしくてあのまま引っ込んじゃうよ。そういうことを今、俺はお前にやってるんだ」とニヤリ。

続けて「このシリーズ前半、お前は俺に向かってきてたけどな、お前、大阪でもっと大事なことあんだろ。頑張れよ」と、大阪大会(11日)で行われるIWGPジュニアタッグ防衛戦(対YOH&ロッキー・ロメロ)に向けて、藤田にエールを送った。そして「楽しいよ、こいつとやってると。なあ、ここから湿っぽくなるから、お前さっさと帰れ」とデスペラード節で藤田を控室へ帰らせると、フランシスコ・アキラが登場。ベルト挑戦を直訴した。王者も承諾し、次のタイトルマッチでの対決が濃厚となった。