<東京女子プロレス:後楽園大会>◇8日◇東京・後楽園ホール
メインイベント(第9試合)で「第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦・時間無制限一本勝負」が行われ、中島翔子&ハイパーミサヲの「享楽共鳴」が、マックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむの「ぽむぺいらー」を下して初優勝を飾った。
ミサヲが試合前のマイクで話している最中にインペイラーが体当たりして試合開始。その後、場外でミサヲがインペイラーにハイパミ号で突っ込もうとするものの、これをかわされて近くにいた桐生真弥と激突。孤立した中島が相手2人から徹底的に痛めつけられた。
その後もインペイラーの圧倒的なパワーの前に劣勢を強いられた享楽共鳴だが、ミサヲがコーナーから飛び降りながらインペイラーにパンチ。さらに代わった中島がハリケーンラナから619(ロープの間をくるりと回ってのキック)を顔面にたたきこんだ。
中島は直後にインペイラーのスピアータックルを食らい、左ラリアットでマットにたたきつけられた。しかし相手のちょーぽむ投げ(インペイラーがぽむをかつぎ、相手に投げ落とす“ぽむ投げ”をコーナーに登ってやるもの)はミサヲがカット。中島がインペイラーを雪崩式フランケンシュタイナーで投げ飛ばした。
その後、再び場外乱戦に。中島はインペイラーに持ち上げられ、エプロンの角にたたきつけられて大ダメージを負ったがひるまず、追いかけてきたインペイラーの顔面にキックをたたきこんだ。さらにミサヲが後楽園ホールの階段をハイパミ号に乗って一直線に駆け降りる荒技でインペイラーに突っ込んで、リング上で中島VSぽむの構図をつくった。
中島はダブルアームDDTをぽむにさく裂させ、場外のインペイラーがぽむを助けにリングに戻ろうとするとミサヲがアイアムアヒーロー(ダイビング・クロスボディー)を浴びせて、戻らせなかった。
最後は中島が16分28秒、孤立したぽむにダイビングセントーンを決めて3カウントを奪取。試合後のマイクで「ミサヲと組んでから享楽共鳴はすごく楽しくて、こんなに楽しいのに勝てないのがずっともどかしかった。けど、やっと一番上まで来れました」と言うとファンから大拍手が巻き起こった。
この日の優勝で享楽共鳴には、3・16大田区大会でのプリンセスタッグ王座挑戦権が与えられた。現在の王者は「121000000(ワントゥーミリオン)」(山下実優&伊藤麻希)だ。
中島は「ミリオンと2年前やった後楽園がずっと心の中でとげになってて。山下も伊藤ちゃんも、すっげえ良いヤツなんだけど、私、ワントゥーミリオンは大っ嫌い! ベルト獲りたいです!」と宣言。ミサヲも「ベルト獲りましょう!」と力を込めた。
その山下&伊藤は9日にチリでサーラ・フェニックス&パンドラと防衛戦を行うことが決まっている。ミサヲが「ようやくとげを抜く時が来ました。享楽共鳴が最強に駆け上がりましょう! だけどワントゥーミリオン、チリでタイトルマッチあるらしいんですよ」と言うと、中島は「ふざけんな!」と絶叫した。
ミサヲは「おいワントゥーミリオン、チリで負けて来るんじゃねえぞ! 絶対勝って来いよ!」と話して、自分たちとの戦いの前に王者組が負けることは許さないと強調。中島も「負けたら出禁だ! 日本出禁! いらねえよ、ベルト持ってない2人なんか!」と、あくまでワントゥーミリオンから王座を奪取したい意気込みを示していた。
▼メインイベント(第9試合) 第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦・時間無制限一本勝負
中島翔子○&ハイパーミサヲ (16分28秒、ダイビング・セントーン→片エビ固め) マックス・ジ・インペイラー&●原宿ぽむ
※享楽共鳴が初優勝