<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ>◇11日◇東京・後楽園ホール
WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者川浦龍生(30=三迫)が初防衛に成功した。同級3位田井宣広(27=RST)の挑戦を受け、6回1分50秒、TKO勝ちし「初防衛戦で緊張していた。防衛できてほっとしています。1発1発強くてKO率も高い相手でしたが、前にいけたのが良かった」とベルトをみつめた。
6回に決めた。2回にパンチで右目上をカットして流血した川浦は好機を逃さなかった。ワンツーでぐらつかせると一気にラッシュを展開。連打でスタンディングダウンを奪うと、さらなる連打を浴びせてレフェリーストップに追い込んだ。川浦は「効いているのも分かっていたので、ここで仕留めないと。ベルトを取った時も詰め切れなくて後半に巻き返されたので効かせたら決めようと思っていた。自己採点は50点。いらないパンチをもらったので。精進していきたい」と決意を新たにした。
世界ランキングはWBA3位を筆頭にIBF11位、WBO5位に入る。WBO10位の田井との世界ランカー対決を制したことで、さらにランクアップを期待できそうだ。川浦は「まだまだ、この内容では世界戦やってもやられてしまう。実績を積んで世界戦やっていいよ、と言われたら。もっとも防衛して強くなっていきたい」と気持ちを引き締めていた。【藤中栄二】