プロボクシング前WBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)が22日、都内のホテルで再起戦に向けた公式会見に出席した。24日、東京・有明アリーナでWBOアジア・パシフィック同級王者那須川天心(26=帝拳)との同級10回戦を控える。昨年5月、武居由樹(28=大橋)に判定負けし、王座陥落して以来のリングとなる。会見では那須川とも間近で対面し「キャリアでも最高という準備を整えてきた」と意気込みを示した。
現在、モロニーはWBC5位、IBF5位、WBO6位と世界ランキング上位を維持している。WBA2位、WBCとWBOでも3位に入る那須川との上位ランカー対決を制し、再び世界王座に返り咲くもくろみだ。モロニーは「自分にとっても大きなチャンスものだと思っている。両手でしっかりとつかみたい。自分のキャリアでも最重要の試合なると思う。これまでのキャリアにないほどのしっかりとした準備をし、やれることはやってきた」と静かに燃えた。
ボクシング転向6戦目という那須川戦に向け、激しい試合展開を予想しているようで「ハードファイトになるだろうし、そのハードファイトに対峙(たいじ)し、自分のできる限りのことを出したいと思う。今回はセカンドチャンスだ。自分自身が正しく勝って勝利を挙げ、みなさんを喜ばせたいと思う」と自信たっぷりの表情。「オーストラリアのサムライ」モロニーが激戦を意識しながらリングに向かう。