亀田家の“隠し子”正毅25歳がプロデビュー「まさか弟がおったとはな…」と興毅氏

試合に向けてポーズを決める左から但馬ミツロ、亀田興毅氏、亀田正毅

亀田家の“隠し子”がボクシングデビューする。

元世界3階級制覇王者でプロモーターの亀田興毅氏(38)は8日、大阪市のKWORLD3ジムで「3150×LUSHBOMU vol.5=30日、愛知県国際展示場」の追加カードを発表した。

契約体重60キロ6回戦でプロデビューを飾るのが、亀田正毅(25=TMK)。南アフリカ出身で本名はジョン・ポール・マサンバ。昨年に亀田和毅(33)のスパーリングパートナーとして来日し、その実力を見初めた亀田史郎氏(59)がスカウト。今年1月に日本のプロテストB級(6回戦)に合格。その時は本名だったが、リングネームに史郎氏が命名した。

興毅氏は「まさか弟がおったとはな…」と言葉を失ったという。「(末っ子の妹)姫月と同じ年やけどな。まさかおやじ、アフリカまで手のばしてるとは思わんかったわ」。

アマチュアで95戦85勝10敗の戦績を誇る。五輪を目指したがかなわず、目標をプロで世界王者に切り替え、史郎氏の誘いに二つ返事で応じたという。正毅は「とてもエキサイトしている。自分の強さを証明したい。NO・1になりたい」と言い、「(亀田正毅の)名前はとても気に入っている。3兄弟が世界王者になった亀田と一緒に仕事することに誇りを持っている」と言った。

デビュー戦はプロで8戦(4勝2KO2敗2分け)のキャリアを積んでいる中国のイエシボラチ・ナスイウラ(24)と対戦する。階級はスーパーフェザーかライト級を視野。「プロで世界のベストボクサーを目指す。3150!(サイコー!)」。亀田家の秘密兵器がベールを脱ぐ。【実藤健一】

◆亀田正毅 かめだ・まさき。本名ジョン・ポール・マサンバ。2000年3月6日、南アフリカ生まれ。アマ戦績95戦85勝10敗。南アフリカ王者4回も目標の五輪出場はかなわず。身長173センチの右ボクサーファイター