【ボクシング】アマ2冠サウスポー大橋蓮の左強打がさく裂し2回TKO 昨春に大学中退しプロへ

大橋蓮対レイカー・アウグジリオ アウグジリオに2回TKO勝ちした大橋(右)(撮影・江口和貴)

<プロボクシング:フェニックスバトル132大会>◇31日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

昨春にプロ転向したアマ2冠サウスポー大橋蓮(23=大橋)が左強打で鮮やかなレフェリーストップ勝ちを収めた。レイカー・アウグジリオ(フィリピン)とのフェザー級8回戦に臨み、2回1分22秒、TKO勝ち。初回に左ストレートでダウンを先制すると、続く2回に左アッパーからの左ストレートでダウンを追加し、きっちりと仕留めた。

東農大3年だった24年1月限りで大学中退し、プロに専念。大橋ジムの門をたたいた。22年全日本選手権でライト級優勝&最優秀選手受賞、国体優勝するなど実績十分な身長170センチのサウスポー。アマ時代から左ストレートが武器で注目を集めてきた。

23年は所属となる同大ボクシング部が違法薬物問題に揺れ、活動停止処分などを受けた。大学でジムワークできず、OBを通じ、プロジムで自主練習を続け、同年の全日本選手権にライトウエルター級に出場。しかし準決勝敗退で3位になったことで「一時はボクシング引退するという考えだったが、全日本選手権ですごく悔いが残る試合をした。これで辞めるのは僕の中で不完全燃焼。プロの方が自分の得意の左ストレートを発揮できる」とプロの道を進むことを決めていた。【藤中栄二】