世界ランカー高見亨介が日本ライトフライ級王座獲得「会長、世界挑戦させてください!」

勝利者インタビューを受ける日本ライトフライ級新王者高見亨介

<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ>◇8日◇東京・後楽園ホール

日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦で、挑戦者の同級1位高見亨介(23=帝拳)が新王者となった。3度目防衛戦となった同級王者川満俊輝(29=三迫)に挑戦。6回2分26秒、TKO勝利を収めた。9勝(7KO)無敗で日本の頂点に到達した。

高見は「川満選手の気合はすごく感じて、これが王者になる選手なんだなと、かみしめながら試合した。パンチを効かせても粘り強かった。さらに気持ちの面でもレベルアップできたと思う」と安堵(あんど)の表情。4月5日に23歳の誕生日を迎えており、自らバースデーを祝う王座奪取となった。

試合開始からスピードと手数で上回った高見は、連打を織り交ぜながら主導権を握った。5回終了時の途中採点でも4~5ポイント差のリード。6回に前に出てきた川満に対し、右アッパーからラッシュを仕掛け、レフェリーストップに追い込んだ。WBC3位、WBO8位と世界ランキング入りしている強敵の日本王者を撃破し「世界をやりたい気持ちが出てきた」と目を輝かせた。

高見自身もWBA5位、IBF4位など主要4団体でランキング入りしている。世界ランカー対決を制したことになった高見はリング上で所属ジムの本田明彦会長に向けてメッセージ。「会長、世界挑戦させてください!」とアピールしていた。【藤中栄二】