総合格闘技「修斗」の大学生プロ、開志専門職大1年の斎藤大樹(18=ピロクテテス新潟)がプロデビューする。「越後風神祭り14」(27日、新潟ロッツ)の新人王決定トーナメントフライ級1回戦で、彬大(あきひろ、ROOTS)と対戦する。
「今年は、トーナメントで優勝するために集中する」。斎藤のプロ初戦は、その目標に到達するための第1戦。新人王トーナメントのフライ級は7人がエントリー。優勝するには3試合勝たなければならない。相手の彬大もデビュー戦で、アマ時代の動画を見て対策を練った。「打撃で勝負」とジムでは連日、サンドバッグ、ミットと向き合う。
新発田農3年だった昨年10月、全日本アマチュア修斗選手権で準優勝し、プロに昇格した。県内初の現役高校生プロ修斗選手に。開志専門職大に進学したばかりの4月のデビュー戦は「早く試合がしたかった」と望み通りのタイミングとなった。高校在学中の2月から減量を始めるなど、準備をじっくりとしてきた。
進学のため村上市の実家を離れ、この4月から新潟市内のアパートで1人暮らしを始めた。「練習に、より集中できる環境になった」。高校時代はJR岩船駅から毎朝7時の電車で通学し、下校後は週6日、ジムに通った。帰宅は午後11時を過ぎていたが、新潟市内に在住する今、ジム通いの時間が短縮されて十分な休養も取れている。
高校のクラスメートだけでなく、大学でできた友人も試合観戦に訪れる。「励みになる」と笑う。今回の「越後風神祭り」の出場者では最年少の18歳。「新しい世代が出てきたと思われる試合をしたい。もちろん勝つ」。勝ち名乗りを受ける準備はできている。【斎藤慎一郎】
◆斎藤大樹(さいとう・だいき)2006年(平18)5月2日生まれ、村上市出身。山北中では1年時に卓球部に所属。新発田農高に進学後、1年生の6月にピロクテテス新潟に入門。8月にアマチュアでデビュー。24年6月の北信越大会フライ級1回戦で公式戦初勝利。同年10月の全日本アマチュア修斗選手権フライ級で準優勝し、プロ認定。アマ戦績は13戦6勝6敗1引き分け。好きな格闘家は朝倉海。165センチ、65キロ。