井上尚弥「ラスベガスの試合は自信しかない」充実スパーに手応え 大橋会長「絶好調!」と太鼓判

日本スーパーフェザー級2位砂川隆祐(右)との6回のスパーリングを消化した4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が「仮想カルデナス」を想定した充実の実戦練習を消化した。5月4日(日本時間5日)、米ラスベガスでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、12日には横浜市の所属ジムで日本スーパーフェザー級2位砂川隆祐(26=沖縄ワールドリング)との6回のスパーリングを消化。約4年ぶりとなるベガス決戦をイメージしながら強烈な連打を打ち込んだ。練習後の井上の主な一問一答は次の通り。

◇  ◇  ◇  ◇

-スパーリング相手は2階級上の砂川。自ら指名したと聞く

井上 カルデナス選手自体が正統派で、日本人でも多いようなスタイルだと思った。海外から呼ぶよりは自分で見て選んだ方がイメージしやすいかなと思って(指名した)。

-今月は日本スーパーバンタム級1位石井渡士也(RE:BOOT)、砂川と日本人パートナーを選択

井上 海外から呼んで「あれ、意外と違ったな」というパターンが多いから。イメージできそうな相手ということで選びました。

-今後のスパーリング日程は

井上 来週は2回やって、再来週も2回やってから出発ですね。そこで国内のスパーは上がり。米国では拓真、浩樹とマスボクシングしていく感じです。

-調整は順調にみえる

井上 見ての通りというか、すごく良く仕上がっていますね。スーパーバンタム級でも次が6戦目で、自分の体と向き合いながら良いコンディションというものがすごく分かってきた。バンタム級の最後はウエートもきつくなっていて、減量を意識するトレーニングも多くなってしまっていた。最後の方がしんどくて動かない、というのがありながら過ごす時期もあったので。スーパーバンタム級では最後まで試合のためのトレーニングができる階級。疲れを抜きながらのコンディション作り、追い込みながらというのが本当に実感してできるとようやく感じてきた。

-タイミング的にも1番良いラスベガス再上陸となった

井上 そうですね、なのでラスベガスの試合は自信しかない。

-アウェー戦で長距離移動もある。調整スケジュールを前倒しした部分あるか

井上 それはないですね。あとは日本での試合が続いていたから、ラスベガスでやれることが約4年ぶりで、新鮮さ、楽しさがある。環境が変わり、時差とか食事面とか、そういうマイナス面だけでなく、プラス面として気分が上がる。本当に楽しみではありますね。

-WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者時代の約4年前とは立場が違って向かうラスベガスになる

井上 立場、あとは注目度が違うというところかなと。

-減量面は

井上 もう気にかけるほどではないと思っている。問題ないですね。(おわり)