プロボクシングWBC世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)が、IBF世界同級王者西田凌佑(28=六島)の印象について語った。14日、都内のWOWOWでエキサイトマッチSP番組収録に参加。2月24日、東京・有明アリーナで臨んだ無敗挑戦者ダビド・クエジャル(メキシコ)との3度目防衛戦を自ら振り返った。試合後、IBF王者西田とリングで並び立ち「西田選手、やりましょう」とオファー。西田からも「自分はずっと中谷選手とやりたいと思っていた。ぜひやりましょう」と将来的な約束を交わしていた。
収録後、報道陣に対応した中谷は西田について「同じサウスポーで、作戦の実行能力が高い選手。そういったところで自分からバランスを崩さない選手だなという印象」と口にした。さらに「向き合ってみないと分からないが、そういうところを想定していくと思う」と明かした。同じ長身サウスポーとなり「自分のバランスをあまり崩さない、相手が崩れてくるのをコントロールしていくような選手。そこらへんの駆け引きとかもまた面白いかなと思う」と試合展開をイメージした。
また3月31日、24年のボクシング年間表彰式では、4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)から「1年後、東京ドームで日本ボクシングを盛り上げましょう」とオファー。中谷も「ぜひ、やりましょう」と笑顔で握手を交わした。1年以上、先の話となるため、中谷は「まだ階級も違う。体作りしないといけない。そういうところで勝つための勝算は見えていない。もちろんこれからの体重を上げて体をつくって、よりプラスの部分が大きい。スピードはあがると思うし、パワーもつくと思っている。これからですね」とプランを示した。
スーパーバンタム級転向の時期について、中谷は「無理せずに上げていきたいと思っている。遠からず上げると思います。1戦1戦良いパフォーマンスをしていくことが自信にも、成長にもつながると思う。まずは目先の試合に」と6月想定となる次戦を見据えていた。
なお中谷がゲスト参加したクエジャル戦の放送は28日午後9時からWOWOWライブで放送、WOWOWオンデマンドで配信される。