<Road to Rajadamnern(ロード・トゥ・ラジャダムナン):後楽園大会>◇20日◇東京・後楽園ホール
ムエタイ界の“パウンド・フォー・パウンド”吉成名高や、ONEでも2戦2勝をマークするタイ国プロムエタイ協会2階級制覇王者吉成士門らを擁するエイワスポーツジムが新たに送り込む新鋭、安部焰(ほむら、17=エイワスポーツジム)が第7試合に登場。
パトンスタジアムインターナショナル108ポンドチャンピオン、SINBI BOXING STADIUM110ポンドチャンピオンなどの戴冠歴を持つイオリ・ウォーワンチャイ(中野伊織、24=ウォーワンチャイプロモーション)と対戦し、判定2-0(29-29、29-28×2)で競り勝った。安部はこれで通算6戦6勝とした。
両者とも、すでにRWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)のリングで勝利した経験を持っているだけに、この日もレベルの高い一戦となった。イオリが立ち上がりから前へ前へと圧力をかけてパンチを振るい、一方の安部はミドルキックを中心に蹴りを返していった。
2回以降もイオリが回転の速いパンチの連打で攻め込めば、安部はミドルキックを的確に当て、さらにカウンターのヒジも狙った。3回に入ると安部が持ち前の体幹の強さを発揮して、首相撲でも優位に立ち、前蹴りでイオリを転倒させる場面もあった。安部は判定勝利が決まるとガッツポーズで絶叫した。
U-NEXTの解説を務めていたエイワスポーツジムの品川朝陽は「いつもエイワでみんなにボッコボコにされてるんで(笑い)、なのでここまで強くなれてるのがあるんですけど、それを試合で実感できたと思うんで。ここからも高みを目指して頑張ってほしいですね」と期待を込めて話した。