プロボクシング日本スーパーバンタム級王座決定戦は22日、東京・後楽園ホールで行われる。同ベルトを懸けて拳を交える同級1位石井渡士也(24=RE:BOOT)、同級2位福井勝也(28=帝拳)は21日、東京ドームシティ内で行われた前日計量に登場し、両者そろってリミットよりも100グラム少ない55・2キロでクリアした。下町俊貴(グリーンツダ)の返上で空位となった同王座を争う。
23年10月、下町と引き分けて王座獲得を逃して以来のタイトル挑戦となる石井は、4団体統一同級王者井上尚弥(大橋)とのスパーリングで今月の実戦練習を打ち上げたという。井上がフィジカルとメンタルを鍛えるジム内集中合宿にも飛び入り参加し「すごく良かったです。気持ちも入っていた」と気合十分。昨年N10月、池側純(角海老宝石)との挑戦者決定戦を制し、2度目の日本王座挑戦権をつかんだ。石井は「(タイトル戦は)独特な雰囲気がある。それが良い意味でアドバンテージになるかな。しっかりと崩していけば」とプラスにとらえた。
プロ9戦目で初の王座挑戦となる福井は高校総体Vの経験を持つアマエリート。待ちに待った日本王座挑戦となるだけに「ベルトをを見たら格好いいなと。気持ちが高ぶりました」と率直な心境を明かした。元IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一、21年世界選手権バンタム級金メダルの坪井智也らと同門と多くスパーリングを重ねてきたという。タイトル奪取で、目標とする世界へのステップを踏みたい福井は「まず取らないと意味がないので」と集中力を研ぎ澄ませていた。