プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者村田昴(28=帝拳)が5月20日、東京・後楽園ホールで元IBF世界同級王者小国以載(36=角海老宝石)とのノンタイトル10回戦に臨むと22日、発表された。元WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪氏(34)が運営するTreasureBoxing8大会のメインイベントとなる。
今年2月、ジョセフ・アンボ(フィリピン)を2回KO撃破し、初防衛に成功して以来、約3カ月ぶりのリングとなる村田はプロ10戦目での元世界王者との激突。「小国選手は相手に対応してうまく戦っていく印象。経験もたくさんある。小国選手のペースに飲まれないように自分のボクシングをしたい」と決意を示した。現在、WBA7位など世界ランキングにも入っているが「小国選手は元世界王者なので、しっかりした内容でクリアし、その先を見すえてやっていけたらいい」と言葉に力を込めた。
一方、小国は昨年10月、世界ランカーのフィリップス・ンギーチュンバ(ナミビア)に1回TKO負けした後、今月10日、フィリピン・マニラと1回終了TKO勝利して再起に成功。ンギーチュンバ戦前に痛めていた左腕負傷も完治し、年明けにはトレーニング再開していたという。若きアジア王者を迎え撃つことになり「村田選手とは(元IBF世界同級王者)岩佐選手との試合前にスパーリングパートナーでしていただき、プロになった後もアジャストして強い選手。すごく楽しみ」と強調。サウスポーが苦手とされているが「トレーナーとも話し、勝負しようという話になりましたね」と不敵な笑みを浮かべた。
なおセミファイナルでは元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(31=ワタナベ)がコンドル稲葉(30=ピューマ渡久地)との51・5キロ契約8回戦に臨むことが決定。昨年12月、タノンサック・シムシー(タイ)とのIBF世界ライトフライ級2位決定&東洋太平洋同級タイトル戦に判定負けして以来、約5カ月ぶりの再起戦となる。
アンダーカードでは日本スーパーバンタム級5位池側純(27=角海老宝石)が元世界4階級王者ドニー・ニエテス(42=フィリピン)と121ポンド契約体重6回戦で激突。日本同級6位細川兼伸(22=ワタナベ)が、エイドリアン・アルバラード(26=米国)との121ポンド契約8回戦で拳を交えることも決まった。