世界王座奪取、統一後は「帝王みたいな人ともやっていけたら」那須川天心が夢をポロリ

那須川天心「関係ないっしょ!気持ちっしょ!」トークショーで笑顔で話す那須川(撮影・宮地輝)

プロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(26=帝拳)が1日、都内でのトークショーで世界王座奪取を天心時代の「スタート」と明言した。

6月8日に東京・有明コロシアムでWBA同級6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)との世界前哨戦に臨み、11月に世界初挑戦を計画している。「前哨戦はサウスポーが相手。しっかり勝てば次の試合で世界タイトルのチャンスがくる。今年中にベルトを巻きたいなと思っていますが、巻いても満足しない。巻いてからがスタート」と決意を語った。

現在、世界バンタム級は4団体すべて日本人が王者。那須川は「チャンピオンが4人いるのはおかしいと思っている。しっかりベルトを取ったら、来年は足立区の人(WBO王者の武居由樹)と統一戦をやるかもしれないので、それをやって、残り2つのベルトも取って、ボクシングの帝王みたいな人(4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥)ともやっていけたらなと思っている」と、集まった約300人のファンに“リップサービス”も兼ねて夢を語った。

会場が期待の拍手に包まれると、那須川は「言ったことは内緒で。本当はあまり言わないスタイル。その立場じゃない人が言うのもホラを吹いているというか、あまり夢を見させるのは好きじゃない。僕はしっかりと現実を生きている。まずは次の試合にしっかり勝って、のろしを上げます」と、苦笑いを浮かべながら現実を見据えた。【首藤正徳】