ボクシング因縁の再戦が王座決定戦 仲里周磨は世界への足がかりに、村上雄大は長女誕生祝いに

日本ライト級王座決定戦で再戦する村上雄大(左)と仲里周磨はともに計量をクリアした(撮影・首藤正徳)

日本ライト級2位の仲里周磨(28=オキナワ)が、王座復帰を世界への足掛かりにする。同級1位の村上雄大(25=角海老宝石)との同級王座決定戦(3日、東京・後楽園ホール)を控えた2日、都内での計量を一発でクリア。「(村上は)ライト級で一番強い相手。この先に世界がある。その一歩」と位置付けた。

23年4月に日本ライト級王座を獲得し、地元沖縄での初防衛戦で村上に判定勝ちを収めて初防衛に成功したが、24年4月に三代大訓(横浜光)に判定で敗れて王座から陥落した。今回はその三代が返上した王座決定戦。「(村上は)打ち合ってくる相手ではないのでやり辛かった。KOできなかったので、今回はKOしたい」と自信を見せた。

一方、2度目の日本タイトル戦になる村上は、前回の敗戦後に1度は引退も考えた。翻意した理由は「妻(佳代さん)が僕より悔しがって、ワンワン泣いた。それを見て頑張ろうと思った」。仲里については「パンチがある。気持ちも強い」と強さは十分に分かっている。その上で「今回は自分自身との対決。自分に勝つ」。念願のチャンピオンベルトを、今月18日に2歳になる長女結羽ちゃんへの誕生祝いにする決意だ。【首藤正徳】