<プロボクシング:DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇3日◇東京・後楽園ホール
東洋太平洋フライ級王者の飯村樹輝弥(27=角海老宝石)が強敵へのリベンジを果たして初防衛に成功した。22年10月にプロ唯一の敗北(6回TKO負け)を喫している挑戦者の挑戦者エスネス・ドミンゴ(26=フィリピン)に3-0の判定勝利を収めた。
4回終了時点の採点はドローだったが、5回以降は飯村がカウンターで右ストレートや左フックを再三決めてペースを完全に掌握。前進して強引な強打を振り回すドミンゴのパンチを最後まで空転させ続けた。
2年7カ月ぶりの雪辱に飯村は「プロで1度負けた相手。自分がチャンピオンですが、挑戦する気持ちで練習してきた。前回の負けが自分をさらに大きく、強くしてくれた」と、試合後は感慨深げに振り返った。
日本フライ級王座を獲得して3度防衛。今年1月には東洋太平洋同級王座も手にして世界ランクにも入っている。フライ級はWBC、WBA王者の寺地拳四朗、IBF王者の矢吹正道が世界の頂点に立つ。「そこに食い込むでいくためには、まだまだ努力が足りない。目の前の試合を勝ち抜いて、世界チャンピオンなって恩返しがしたい」。リベンジを果たして、いよいよ世界へと視線を向けた。【首藤正徳】