【全日本】ビル・ロビンソンの弟子対決は鈴木秀樹が勝利 宮原健斗とともに優勝決定Tへ

試合後のバックステージで笑顔で健闘をたたえ合った鈴木秀樹(左)とデイビーボーイ・スミスJr.

<全日本プロレス:後楽園大会>◇6日◇東京・後楽園ホール

チャンピオン・カーニバル公式戦6試合が行われ、Aブロックでは今年全日本所属となった鈴木秀樹(45)が1位、前年覇者の宮原健斗(36)が2位で優勝決定トーナメント(5・18大田区大会で開催)進出を決めた。

Aブロックでは直近4・29岡山大会の終了時点で鈴木、デイビーボーイ・スミスJr.、斉藤ジュン、宮原が勝ち点10の首位で並び、勝ち点8の真霜拳號にも優勝決定T進出の可能性が残されていた。

だが、この日の第5試合で真霜が吉田隆司に敗れて脱落。セミファイナル「鈴木VSスミスJr.」、メインイベント「ジュンVS宮原」でそれぞれ勝った選手がAブロック上位2人に滑り込むという構図となった。

セミファイナルで激突した鈴木とスミスJr.はともにビル・ロビンソンの教えを受けた“兄弟弟子”同士。グラウンドでの攻防から関節を取り合うクラシカルな「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン(キャッチ・レスリング)」を軸に試合は展開。最後は押さえ込み合戦となり、ロビンソンが使ったヨーロピアン・クラッチ(相手の両足を自分の両足で押さえ込んでブリッジして固める欧州式回転足折り固め)で鈴木が3カウントを奪った。

バックステージでは、鈴木が「決勝戦を見据えてやってたけど、今日は特別な試合だった。スミスJr.は強くなってたよ」と感慨深げに話せば、スミスJr.も「秀樹と戦えるのは光栄なこと。僕らは同じ先生、ビル・ロビンソンから習ったんだ。願わくばここ後楽園ホールで、ロビンソンが見ていてくれたら。そして友人で、クラシックなレスリングスタイルを得意としていた西村修も見ていてくれたら」と笑顔で話していた。

▼チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦

○鈴木秀樹<12> (12分48秒、ヨーロピアンクラッチ) ×デイビーボーイ・スミスJr.<10>

▼同

○宮原健斗<12> (20分36秒、シャットダウンスープレックスホールド) ×斉藤ジュン<10>

※選手名の後の数字は勝ち点。鈴木と宮原が勝ち点12で並び、直接対決の結果で鈴木がAブロック1位、宮原が同2位となった