<プロボクシング:アンタッチャブルファイト>◇8日◇東京・後楽園ホール
日本スーパーフライ級4位の比連崎爽晏楽(ひれざき・そあら、28=川島)が自身初の対外国人マッチに勝利した。元フィリピンランカーのディオネル・ディオコス(31=フィリピン)との同級8回戦に臨み、3-0(78-73×2、77-74)の判定勝ちし、7連勝を飾った。素早いステップからのワンツーで積極的に攻めて主導権を握ると、3回には左フックを受け「上体が浮いていたので足が滑って」(比連崎)ダウンを許した。
効いたパンチではなかったため、その後も冷静にステップを使いながら左ボディー、右ストレートで反撃し続け、ダウン以外のポイントはすべて奪って勝利した。過去に元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(志成)や元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とも対戦経験あるディオコスと拳を交えた比連崎は「相手はうまくパンチをもらわない。地味なところの技術があり、さすいが試合をやっているだけありますね。自分から試合をつくっていくことが難しかった。自己採点も低いですね」と振り返った。
現在、日本ランキング4位で目標に掲げる日本王座挑戦は間近に迫っている。ディオコス戦前には下半身強化を目的としてフィジカルトレも積極的に取り入れ、タイトル戦を見据えた準備も整えている。比連崎は「今日は相手が1発を狙っているのでアグレッシブにいけなかった部分もある。この内容でタイトル戦は難しいので、練習するしかない」と口元を引き締めた。
所属ジムの川島郭志会長(55)は「タイトル戦が近くなっているが、このままでは足をすくわれる。現状は上がっているし、ポジティブに考えないといけない。練習を地道にやっていくだけ」と説明していた。