11日に井岡と再戦のWBA王者マルティネス前回中止謝罪「作戦は万全」悟空フィギュアに上機嫌

直前にファンから贈られたフィギュアを置き会見するWBA世界スーパーフライ級王者マルティネス(撮影・中島郁夫)

プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)が前回の自身の病気による試合中止を謝罪した。11日に東京・大田区総合体育館で、同級6位の井岡一翔(36=志成)との約10カ月ぶりの再戦を控える。9日には東京・渋谷区のABEMAタワーで調印式に臨んだ。昨年大みそかに井岡との再戦に臨むはずが、来日後にインフルエンザに感染。前日に試合中止となった。

約10カ月ぶりに井岡と再会したマルティネスは「日本のプロモーターが私を信頼してくれ、ここにいさせてもらっている。前回、試合ができなくて大変、申し訳なく思っている」と謝罪。その上で「井岡選手をアルゼンチンにご招待したい。ステーキや国の料理をごちそうしたい」とも口にした。

調印式会場に向かう途中、ファンからドラゴンボールの主人公でスーパーサイヤ人となった孫悟空のフィギュアをプレゼントされ、そのまま会見場に持ち込んだ。上機嫌のマルティネスは「今日、こちらに向かう寸前にもらいました。(プレゼントしてくれたファンに)サインし、お返しもした。ファンの皆様が喜んでくださる試合がしたい。2人の戦士が素晴らしいパフォーマンスをすると思う、作戦も万全でラスベガスで良い練習をしてきた」と言葉に力を込めた。

井岡に連勝すれば、同階級のスター選手となるWBC世界同級王者となるジェシー・ロドリゲス(25=米国)との統一戦への期待もかかる。マルティネスにとっても負けられない再戦となる。「良い状態で戦う選手が勝者になるだろう」と自信の笑みを浮かべていた。