プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級1位エドアルド・ヌニェス(27=メキシコ)が17日、成田着の航空便で来日した。28日、横浜市のBUNTAIで同級3位の力石政法(30=大橋)との同級王座決定戦を控え、陣営4人と約15時間かけて日本に到着。「移動の疲労はない。日本に来られて大変、幸せでとても満足している。アウェーになるが、逆にモチベーションが上がっている」と自信の表情を浮かべた。
元世界3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)の父マヌエル・チーフトレーナーを中心としたモンティエル一家のもとで約14年間、ボクシング技術を磨いてきた。世界挑戦を見据え、母国メキシコのロスモチスで昨年9月からトレーニングキャンプを開始。当時のIBF王者アンソニー・カカーチェ(36=アイルランド)への挑戦を想定していたが、王座返上によって力石との王座決定戦に切り替わった。
ヌニェスは「カカーチェとやるつもりだったが、彼が王座返上して、このチャンスが巡ってきた。ずっと練習していた」と十分な準備を整えてきたと強調。昨年2月、力石と同じサウスポーの元IBF世界同級王者シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)を11回TKO撃破していることもあり「サウスポーとの対戦が心配の要因にならない。サウスポーとは戦った経験があるからね」と余裕の笑みをみせた。
28勝(28KO)1敗と勝利はすべてKOで、KO率96%という危険なパンチャーとなる。ヌニェスは「私のハングリー精神がKOさせている。力石選手も私も強い選手。KO勝利できるようなトレーニングが積んできた。もちろんKOで勝つ」と自信満々。世界王座を懸けて拳を交える力石について「好戦的な選手でパワフル。私よりも背が高い。リングの上で彼を試合を分かち合えることを楽しみにしている」と静かに闘志を燃やした。
IBF世界同級王座を獲得し、防衛を重ねていくことを目標に掲げているヌニェスは「今回、本当の戦士のレベルをみせられると思う。力石選手も素晴らしいボクサーだ。日本のファンには後味の良い、グレートな試合になると思うし、私たちが勝つ」と豪語していた。