6年ぶり世界戦臨む亀田和毅に「一番強いパパ大好き」スペイン語で激励 愛息の手紙に奮い立つ

計量をクリアし、ポーズをとる亀田和毅(撮影・上山淳一)

パパは勝つ。ボクシングダブル世界戦(24日、インテックス大阪)の前日計量が23日、大阪市内で行われた。IBF世界フェザー級は同級1位の亀田和毅(33=TMK)と、王者アンジェロ・レオ(31=米国)とも57・0キロ(リミット57・1キロ)でクリア。和毅は愛息の望有(のあ)くん(4)からの応援メッセージに奮い立った。同ミニマム級は同級4位・重岡銀次朗(25=ワタナベ)がリミット47・6キロ、王者ペドロ・タドゥラン(28=フィリピン)は47・4キロでパスした。

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和毅は仕上がった肉体を披露した。計量前に発表された検診結果で傑出していた脈拍40はマラソン選手級。和毅は「いつもこんなもん」と言うが、トレーナーの父史郎氏(59)は「化けもんやな」とつぶやいた。

約6年ぶりの世界戦で3階級制覇を狙う。和毅は「強い方が勝つ。それだけじゃないですか」。かつてスパーリングも行った両者は手の内を知る。その打破へ和毅は過酷なトレーニングを積み、33歳にして進化を遂げた。「悔いがないようにやってきたことをリングで出すだけ。どれだけ通用するか自分でも楽しみ」の言葉に自信がにじむ。

そんな和毅の力になるのが愛息2人の存在だ。望有くんと昨年に生まれた有里(あり)くんが癒やしと勇気を与える。大勝負を前に望有くんが「パパ頑張れ」と激励のメッセージを書いた。子どもが生まれてから初の世界戦。和毅は「パパとしていいところを見せたい。チャンピオンベルトを見せたい」と誓った。

「亀田家最終章」と銘打たれた。和毅が3階級制覇で亀田3兄弟で8本目のベルト奪取か、それとも最終章となるのか。「全て出し切って必ず勝ちます」。亀田家と和毅家を背負い、大一番に臨む。【実藤健一】

○…キッズモデルでも活躍する望有くんはスペイン語でパパへの思いを記した。「ハイ、パパ パパのこと愛してる 大好き 勝ってほしい パパはチャンピオンです 有里と望有は一番強いパパのこと大好き 愛してる」とし、最後に日本語で「パパがんばれ」。和毅の勝利を祈った。