【東京女子】小夏れんが憧れ鈴芽を相手にデビュー「満点ではないですけど楽しめたのでよかった」

試合後、抱き合う小夏れん(左)と鈴芽

<東京女子プロレス:名古屋大会「TJPW SPRING TOUR 2025 IN NAGOYA」>◇1日◇愛知・中日ホール◇観衆426人(超満員)

第1試合に、淡い紫、ピンクを基調としたコスチュームに身を包んだ小夏れん(24)が登場。インターナショナル・プリンセス王者鈴芽(26)を相手にデビュー戦を行った。

もともとSKE48のファンで、荒井優希の参戦をきっかけに東京女子を観戦するようになったという小夏。その後、鈴芽に憧れて自分がプロレスラーになることを決断し、この日のデビューにこぎつけた。

憧れの鈴芽との一戦は、小夏が果敢にドロップキックやバックエルボーで攻め、スワンダイブのサマーソルトドロップも繰り出した。これはかわされたが、ひるまずドロップキックをたたき込んだ。

しかし、スリーパーをしのがれると、変形のグラウンド卍(まんじ)で捕獲されてしまった。小夏はロープに逃げると、鈴芽とエルボー合戦。鈴芽の駆け上がり式フェースクラッシャーをさせずに丸め込み、さらにエルボー連打からドロップキックと奮闘した。

しかし鈴芽をロープに振ろうとした瞬間、逆に振られてスワンダイブのフェースクラッシャーを浴び、再び変形グラウンド卍固めにつかまると、7分6秒、タップを余儀なくされた。

試合後、小夏はバックステージで「本当に出る前まで実感がわかなくて、リングに上がっても実感がわかなかったんですけど、試合が終わってすごい安心して涙が出てきたので、本当にたぶんあとから映像を見返したら反省点とか出てくると思うんですけど、とりあえず終わって率直に楽しかったなという感想が一番に出てきたので。デビュー戦、100点満点ではないですけど楽しめたのでよかったです」とホッとした表情を浮かべた。

どういうレスラーになりたいかと問われると「こうなりたいというのはないんですけど目標はあって、私海外にいったことがないので、海外で試合をしてみたいです。それが今の目標です」。そんな小夏を、鈴芽は「プロレスデビュー、おめでとう! 大事な日を一緒に闘うことができてすごくうれしいです」と祝福した。

鈴芽は「今日は私にとってもすごく特別な日でした。数年前に東京女子に出会って、あんなふうになりたいって憧れてプロレスラーになった私にとっては、そういう感情を自分に向けてくれる子が現れて、こうやって実際に向き合って闘うことができたというのは、自分にとっての夢がかなったと胸を張って言える一つの形なんじゃないかなと思っています」と、小夏だけでなく自分にとっても大事な一戦だったと説明した。

そして鈴芽は小夏について「ずっとニコニコしててやさしい子だから、本当に試合ができるのか不安だったんですけど、闘ってみたらちゃんとプロレスラーの顔をしていたので安心したし、ここからすごく楽しみになりました」と評した。