【ボクシング】東洋太平洋王者横山葵海8・19初防衛戦「決まった試合こなしていけば世界届く」

8月19日、東京・後楽園ホールで初防衛戦に臨む東洋太平洋スーパーフライ級王者横浜葵海(左)と挑戦者の同級14位馬場龍成

プロボクシング東洋太平洋スーパーフライ級王者横山葵海(23=ワタナベ)が8月19日、東京・後楽園ホールで同級14位馬場龍成(29=EBISU K.s BOX)との初防衛に臨むと23日、発表された。今年3月、同級王者ジーメル・マグラモ(フィリピン)に挑戦し、3-0の判定勝利。国内男子最速タイ記録となるプロ3戦目での東洋太平洋王座獲得に成功して以来、約5カ月ぶりのリングとなる。同日には東京・五反田の所属ジムで馬場とそろって会見した横山は「アマチュアの戦い方もできるし、プロでも自分よりも何戦もやっている。こっちも負けずにやりたい。緊張せずいつも通りの動きで防衛したい」と意気込んだ。

既に世界ランクでもIBF14位にも入っており、4戦目で世界戦という選択肢や期待もあったものの、横山は「何も考えず1戦1戦大事に戦うことを考えている。別に『早く世界まで』『4戦目で』とかいう気持ちはなく、決まった試合をこなしていけば世界に届くと思う。1戦1戦としか考えていない」と口にした。

昨年7月のプロデビュー戦では2回TKO勝利を収めたが、2戦目、3戦目と判定決着が続いている。またプロ転向後初の日本人対決となる横山は「相手が日本人ということは意識していない。誰が相手でも同じように。KOは意識している。難しいが、こだわっている。スピードに頼りすぎず、いろいろな考え方を持ってやっている」と貪欲な姿勢を示した。

一方、ジム移籍から2戦目でタイトル挑戦となった馬場は「こんなに早くタイトル戦が決まると思っていなかった。自分はデビューしてからずっと強い人とやりたい、誰でも良いので、強い人とやりたいと言ってきたのですごく幸せでワクワクしている」と気持ちの高揚感を漂わせた。勝てば東洋太平洋王座ベルトとともに世界ランキングも手に入るが、馬場は「決めていただいた試合を勝つこと。世界とかではなく、いろいろな試合をこなしていけば世界に、あとはボクシングが楽しいので、誰にも負けないという気持ちならば世界は見えてくると思う。まずは目の前の試合に楽しみ、勝つこを考えている」と1戦集中していた。