【UFC】トプリアが衝撃1回KOでオリベイラ下しライト級王座獲得、10人目2階級制覇

試合後、ケージ上でののしり合ったトプリア(右)とピンブレット(UFC公式Xから)

<UFC:317大会>◇28日(日本時間29日)◇Tモバイルアリーナ(米ネバダ州ラスベガス)

総合格闘技イベント「UFC317」のメインイベントでライト級王座決定戦が行われ、前フェザー級王者イリア・トプリア(28=ジョージア/スペイン)が1回2分27秒、衝撃の失神KOで元ライト級王者チャールズ・オリベイラ(35=ブラジル/現同級)に勝利。UFC史上10人目の2階級制覇を達成した。ライト級王座はイスラム・マカチェフの返上で空位となっていた。

“エル・マタドール”トプリアは立ち上がりからジャブでリズムをつくると途中、組みつかれて倒された。だがうまく上になり、オリベイラに足をとられても回避。再びスタンドの展開に持ち込んだ。

するとトプリアはジャブから強烈な右ストレート、そして返しの左フックで完全にオリベイラの意識を絶ち、倒れたオリベイラに2発パウンドを投下した時点でレフェリーが試合を止めた。

試合後、トプリアは「俺はMMAのニュージェネレーションを代表してる。これがMMAのネクストレベルなんだ」と、勝利は当然といった様子で振り返り、次戦の相手について聞かれると「分からない。でもこのアリーナにクソ野郎がいるのなら、俺はここにいる。お前が準備OKなら、俺はここにいる。そのクソ野郎をここに連れてきてくれ」などと話した。

するとケージサイドで観戦していたパディ・ピンブレットが登場した。トプリアは、22年にピンブレットがSNS上でジョージアをばかにしたことで激怒したと報道されており、2人はその後も小競り合いを起こすなど対立を深めていた。

ケージに入ってきたピンブレットは「お前がKO勝ちしてくれてうれしいよ。今日のお前の勝利はリスペクトするが、お前は俺をKOすることはできない。お前をフィニッシュしてやる」などと宣戦布告。トプリアも「お前ごとき試合前にKOしてやる」などと言い返し、さらに「消えうせやがれ」とピンブレットの胸を小突いてケージから追い出した。