<WWEプレミアム・ライブイベント(PLE):エボリューション2大会> ◇13日(日本時間14日)◇米ジョージア州アトランタ・ステートファームアリーナ
WWE女子世界王者イヨ・スカイが王座陥落した。メインイベントでライバルとなる前女子世界王者リア・リプリーとの防衛戦に臨み、場外乱戦を含めた死闘を展開。両者ともにマットで大の字になったところで、25年6月のPLEマネー・イン・ザ・バンク(MITB)大会の女子MITBラダー戦を制し、いつでもどこでも王座挑戦可能な権利証入りブリーフケースを保持するナオミが登場。そのままキャッシュイン(権利行使)されて3WAY形式王座戦となると、スカイはナオミのスプリッドレッグ・ムーンサルトをモロに浴び、フォール負けを喫してしまった。
18年10月に初開催されたWWE女子選手のみが出場のPLEエボリューション大会だった。約6年9カ月ぶりとなる第2回大会のメインに選ばれたスカイは6月30日のロウ大会で自ら挑戦者に指名したリプリーを迎え撃った。ラ・ケブラーダや旋回式DDT、強烈なジャーマンで攻め込めば、リプリーのシットダウン式パワーボムなど力技で反撃された。自らのスワンダイブ式ドロップキックがレフェリーに誤爆。レフェリー不在でリップタイドを浴びたものの、カウントが入らずに難を逃れた。
怒り狂ったリプリーのビッグブーツで防護壁を越えて観客席まで蹴り飛ばされたスカイはファンの至近距離で場外乱闘を展開。積み上げられた機材ケースの上からパワーボムで投げ飛ばされそうになったが、相手顔面を蹴って回避。今度は自ら機材ケースの上から決死のダイブでリプリーに向けたクロスボディーを成功させた。
両者ともに何とかリングに戻ると、スカイはコーナートップから得意のムーンサルトを決め、戻ってきたレフェリーのカウントも入ったが、リプリーは2カウントで回避。逆にコーナートップから雪崩式リップタイドを決められそうになると、スパニッシュフライで返した。ここで両者ともに大の字に…。死闘を物語るシーンを迎えると、入場花道から6月に獲得した挑戦権利証入りブリーフケースを持ったナオミが登場。キャッシュインも認められ、3WAY形式王座戦に変更された。
ブリーフケースで殴打されたスカイは、リプリーを場外に投げ飛ばして勢いに乗ったナオミの必殺技スプリットレッグ・ムーンサルトを浴びて万事休す-。そのまま3カウントを許してしまった。今年3月3日、リプリーを倒して王座獲得後、4月の年間最大の祭典レッスルマニア41大会でも日本女子で初めて王座防衛に成功。ベルト保持期間は131日だった。
ナオミはビアンカ・ブレアを特別レフェリーに迎えたジェイド・カーギルのノーホルズ・バード・マッチ(反則あり、ギブアップのみ決着の試合形式)に敗れて大ダメージを負っていたが、好機を逃さなかった。ナオミのWWE女子最高位シングル王座獲得は17年のスマックダウン女子王座以来、約7年ぶりとなる。
なおWWEのPLEエボリューション2大会はABEMAで生中継された。