<WWEプレミラム・ライブイベント(PLE):NXTグレート・アメリカン・バッシュ大会>◇12日(日本時間13日)◇米ジョージア州アトランタ・センターステージ
ノアからWWE傘下NXTに武者修行中の稲村愛輝(32)がNXT王座獲得を逃した。同王者オバ・フェミ(27)に挑戦したが、ポップアップパワーボムを浴びてフォール負けを喫した。勝てば、17年1月に同王座から陥落した中邑真輔以来、約8年6カ月ぶりの日本人のNXT王座獲得となったが、届かなかった。
序盤から力比べで王者と渡り合った稲村はスープレックスを受けると気合を入れ直してフェミに突進。ショルダーアタック、強烈なエルボーを繰り出した。ボディースラムでたたきつけると、スパインバスターで反撃された。逆水平チョップ、ジャーマンスープレックスで攻めたが、フォールできず。コーナーにいたレフェリーに向けて投げつけられると、稲村のセコンドに入ったジョシュ・ブリッグスによる背後からのNXTベルト攻撃による介入があった。
ブリッグスのベルト攻撃に不満の態度をみせた稲村はダイビング・ボディー・プレス成功後にフォールに入ったが、稲村と激突しダメージを受けたレフェリーが不在のためにカウントが入らなかった。両者によるパンチとチョップによる激しい攻防が繰り広げられたが、最後はフェミの必殺技を浴びて稲村は沈んだ。試合後、バックステージでインタビューを受ける王者フェミのもとに近づいた稲村は「挑戦のチャンスをくれてありがとう。ブリッグス(のベルト攻撃の介入)については申し訳ない」と謝罪。しかし興奮するブリッグスの介入もあって両者は引き離されてしまった。
昨年11月にWWEパフォーマンスセンターに入りした稲村は同12月にNXTデビュー。ノア参戦経験のあるジョシュ・ブリッグスとコンビを組んでNXTで活動し、今年2月のNXTのPLEヴェンジェンス・デーでは、NXTタッグ王者ネイサン・フレイザー、アクシオム組に挑戦。これが2度目となるNXT主要王座への挑戦だった。