NTTドコモがボクシングに続きMMAにも進出する。16日に都内で会見を開き、株式会社dドリームスポーツ&マネジメント、THE BLACKBELT JAPANが25年9月2日から後楽園ホールで開催する総合格闘技「修斗」の新シリーズ「Lemino修斗」をドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占生配信すると発表した。
通常のプロフェッショナル修斗公式戦以外に「Lemino修斗」としては9月2日の「Vol1」を皮切りに来年3月までに東京と沖縄で計4回の開催を予定しているという。
修斗は1980年代に“初代タイガーマスク”でもある創始者・佐山聡によって生み出された日本発祥の総合格闘技。そしてドコモは修斗出身で今や世界最高峰のUFCで活躍する平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)をスポンサーとして支援してきた。
今回の修斗との“タッグ”についてNNTドコモ・コンシューマサービスカンパニー統括長鈴木基久氏は“縁”を強調し「THE BLACKBELT JAPANの皆さまとの交流を通じて、国内の総合格闘技・修斗のさらなる発展、それから選手のご活躍をさらにサポートする必要があるなと考えまして、今回のLemino修斗の立ち上げにいたった次第であります」と説明した。
9月2日「Lemino修斗Vol1」の対戦カードは次の通り。メインイベントでは、これが引退試合となる元修斗バンタム級王者岡田遼(36)が弥益ドミネーター聡志(35)と対戦する。岡田が千葉大、弥益が筑波大のそれぞれ大学院まで修了しているインテリファイター対決だ。
弥益は「自分も岡田さんも、国立で院まで出させていただいて、こんな殴り合う競技をしているという。国に申し訳ないと常日頃思ってるんですけど」と集まったメディアを笑わせ、その上で「岡田さんという素晴らしい選手の最後が自分でいいのかっていう葛藤が非常にありました。ただ、自分も競技から1年以上離れてしまっている状況なんですが、岡田さんの引退試合の相手という役割を与えていただいて初めて、それなら俺もやりたいと思えた。非常に稀な機会をいただけたと思っております。なので岡田さんの最後にふさわしい試合ができるよう、今までにないくらい自身を追い込みたいと思います」と意気込んだ。
一方の岡田は「(弥益は)インテリジェンスとファイティングスピリットの絶妙なあんばいがずっと好きな選手で、同世代ですし、彼と手合わせできて、現役生活を終えられるんだったら、こんなに幸せな格闘技人生はないなと思いました」と弥益を最後の相手に指名した理由を説明。
続けて「『Lemino修斗1』ということで、すごく大切な大会だと責任を感じております。やゆするわけではないですけどちょっと不良な、アンダーグラウンドな、ケンカの延長線上のような格闘技ではなくて、井上尚弥選手だったり、平良達郎だったり、しっかりと毎日自己研さんを積んだアスリートが戦う場としてのLemino修斗であってほしいという願いも込めて。彼とだったらそういう美しいMMAも残せるなと思います」としっかりとした口調で話した。
<Lemino修斗Vol1対戦カード>
▼第7試合 フェザー級(65.8キロ)5分3回
岡田遼 VS 弥益ドミネーター聡志
▼第6試合 調整中
▼第5試合 ストロー級(52.2キロ)5分3回
当真佳直 VS 内藤頌貴
▼第4試合 フライ級(56.7キロ)5分3回
岡田嵐士 VS 古賀優平
▼第3試合 アトム級(47.6キロ)5分2回
徳本望愛 VS 安田“kong”詠美
▼第2試合 バンタム級(61.2キロ)5分2回
塚本竜馬 VS 下間英史
▼第1試合 フェザー級(65.8キロ)5分2回
翔べ!ゆーすけ! VS 辻純也