井上尚弥、アフマダリエフ撃破の元統一王者タパレスと実戦練習開始 24日に5ラウンドを消化

元WBAスーパー、IBF世スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(右)とスパーリングを開始した4団体統一同級王者井上尚弥(大橋ジム提供)

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が強力な助っ人との実戦練習を開始した。9月14日、名古屋のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦に備えて招へいした元WBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(33=フィリピン)とのスパーリングを開始したと25日、発表された。

24日に横浜市の所属ジムで5ラウンドを消化したという。大橋ジムの大橋秀行会長(60)は「スパーリングを昨日から開始しました。これから1カ月、タパレスと帝拳ジムの選手もお願いしてスパーリングを行っていきます」と今後の見通しを明かした。

21日に井上のスパーリング相手として来日していたタパレスは23年4月にアフマダリエフを判定で撃破。アフマダリエフと同じサウスポーで、井上自身も23年12月、4団体王座統一戦で拳を交え、10回KO撃破した「戦友」でもある。アフマダリエフを攻略したタパレスとのスパーリングは大きなプラス材料となりそうだ。

今月10日、アフマダリエフ戦の発表会見で、井上は「(23年7月の)フルトン戦のリング上で会った(通常体重の)タパレスで来てくきてほしくない。しっかりとスパーリングできるタパレスできてほしいなと思います」と要望し、大橋会長も「(スパーリング時の)体重は契約条項に入っている」と説明していた。