プロボクシングWBO世界バンタム級王者武居由樹(29=大橋)がキッズ指導を通じた刺激を胸に「名古屋決戦」に臨む。9月14日、名古屋のIGアリーナで指名試合となる同級1位クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)との3度目防衛戦を控える。26日には横浜市の所属ジムで「ドコモ未来フィールド」のイベントに登場。抽選で参加した計18人の小学1~6年のキッズ(保護者含めて計36人)と触れ合った。
シャドーボクシングやサンドバッグ打ちの指導をはじめ、参加者と保護者の質問にも丁寧に応対し「子供に教えるのが好き。(キック時代の)中学、高校時代から年下の子にも普通に教えていたし、生活の一部だった。良い刺激になりました」とリラックスした笑顔をみせた。
元K-1スーパーバンタム級まで上り詰めた自身も中学時代、オランダに遠征して当時のK-1ワールドMAX王者アンディ・サワー(オランダ)と一緒にトレーニングしたことが良い思い出になって「ずっと覚えている」という。10代のK-1王者との交流が大きな後押しになっていると明かし「今回で武居由樹を覚えてくれたら、試合も見てくれる。このままボクシングもやってもらえたら。そのために格好いい姿をみせたいですし、良い刺激」とうなずいた。
8月からは「名古屋決戦」に向けて一気に戦闘モードに入る。同月4~7日の日程で静岡県内で走り込み&ジムワークの合宿を敢行。その後から本格的なスパーリングに入る予定で「ここからメディア戦に向けて集中している。ボクシングでは初めて名古屋でやるので盛り上げたい」と気合十分だ。自身がセミファイナル、そしてメインでは同門の4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)がWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦が組まれている。
またメディア戦を乗り越えれば、12月27日にサウジアラビア・リヤドで開催されると言われる「リヤド・シーズン」興行の日本VSメキシコ対抗戦参戦にも意欲を示した。25年は年3戦というペースになりそうな武居は「今は12月こととか、(那須川)天心戦とか、統一戦のこととか、1回リセットして、メディナだけ見ている。あとは尚弥さんに勝って良いバトンをつなげたい思いがあるの自分の仕事をして会場を暖めたいなと思っている。まずはメディア戦に向けて仕上げてバチッと倒せるように頑張る」と目の色を変えていた。