7月26日に東京・上野恩賜公園野外ステージで開催された音楽イベント「ガラフェスDASH!!上野キテキテ大作戦」で、まさかの大事件が勃発した。人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の高城れに(32)が、DDTプロレスのアイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠したのだ。
同王座はプロレスラーのみならず、芸能人、政治家、一般人、果ては物でも、レフェリーが3カウントを認定すれば、24時間365日、奪取可能な特殊なベルト。過去に芸能界ではLiLiCo、山里亮太(南海キャンディーズ)、プロレスデビュー前の荒井優希(当時SKE48)、ラッキィ池田、ファンキー加藤、声優の稲田徹、上坂すみれらがベルトを巻いている。
もともとベルトはCyberFight副社長の高木三四郎が保持していたが、20日に東京ビッグサイトで行われた路上プロレスの際、須見和馬が戦闘用チャリンコ・ドラマティックドリーム号で高木をひいて強奪。22日、DDT道場でDDTの男性アイドルユニットNωA Jr.(勝俣瞬馬、夢虹、須見)がダンスの練習をしているときに夢虹が奪って「ガラフェス」に臨んだ。
同イベントには多くのアイドルが出演。アップアップガールズ(プロレス)も参加し、荒井優希とのコラボも実現。東京女子プロレス勢はマットプロレスで激闘を繰り広げた。NωA Jr.も登場し、歌とダンスを披露。そこで、須見がスリーパーで夢虹をギブアップさせ、アイアンマン王座が須見に移動。さらに、勝俣が須見をスクールボーイで丸め込んで奪取した。
その後、スタプラ研究生(芸能事務所スターダストプロモーションの女性アイドル部門STAR PLANET=通称スタプラに所属する研究生)のライブにれにが登場し、1曲披露。ここで、アイアンマン王者の勝俣がれにに会いたいということで、ステージに飛び込んできた。この非常事態に、来場していた高木がストーンコールド・スタナーで勝俣を制裁。れにが「れにちゃんキック」を勝俣にたたき込んで押さえ込むと、レフェリーが3カウントをたたき、アイアンマン王座がれにに移動した(26日午後5時12分)。
アイドル界きっての人気者のれにがプロレスのベルトを戴冠する衝撃的な事件が発生したが、スタプラ研究生は、れに、NωA Jr.とともに「Chai Maxx」を歌って踊って、会場を沸かせた。
だが、これでは終わらなかった。歌唱が終わるとスタプラ研究生の鈴江珠莉が、れににヒップアタックを見舞ってカバー。そしてメンバーが全員で押さえ込んで3カウントを奪い、王座はれにから鈴江に移動してしまった(同午後5時18分)。
れにの戴冠時間はわずか6分と短かったが、トップアイドルがベルトを巻いたことで、アイアンマン王座の歴史に深く、その名が刻み込まれた。