【ボクシング】3年連続インターハイ出場の開志学園・三國成、経験武器に初の全国V狙う

インターハイに出場する開志学園のメンバー。左から寺島、天井沢、三國、酒井、吉田、沖、斎藤

全国高校総体(インターハイ)ボクシング(28~8月3日、岡山・玉野市総合体育館)に開志学園勢が男女7人出場する。中でもバンタム級の三國成(3年)とライト級の天井沢祐志(同)は3年連続の出場。経験を武器に、最後のインターハイで初の全国制覇を狙っている。【斎藤慎一郎】

うまさに力強さが加わった。大会直前の実戦練習。三國はチームメートやOB大学生を相手に圧力をかけながら連打で追い込む。「いろいろなことを試すようにしている」。持ち味のフットワークや速さたけでなく、今は打ち合いでも勝ち抜ける自信がある。

1年のインターハイを皮切りに、ここまで5度の全国大会に出場してきた。県、北信越に敵はいない。ただ、全国大会の最高は昨年、今年の全国選抜大会のベスト8。「優勝しか考えていない」とインターハイにかける思いは強い。

「強いやつはいるけど、同じ高校生」。場数を踏んで精神的なたくましさを身に付けた。最近は身の回りのことをしている時でも、ふと試合の組み立てが頭に浮かぶと言う。「掃除をしている時に手を止めてパンチを出してみたり。自然と考えるようになった」。東京出身。全国制覇を目標に開志学園に入学した。「勝たないと新潟に来た意味がない。それに両親を喜ばせたい」。そんな使命感も力になる。

◆三國成(みくに・せい)2007年(平19)7月20日生まれ、東京都出身。4歳からボクシングを始め、西新井小1年から鹿浜ジムに通い始める。足立区立第七中3年だった22年の全日本UJフレッシュ大会48キロ級で優勝。開志学園に入学直後の春季地区大会フライ級で高校での初優勝。今年1月の全国高校選抜北信越予選で2連覇。タイプは左ボクサーファイター。168センチ。

<開志学園出場選手>

【男子】▽ピン級 斎藤新汰(1年)▽ライトフライ級 沖海星(2年)▽フライ級 吉田虎太郎(3年)▽バンタム級 三國成(3年)▽ライト級 天井沢祐志(3年)▽ウエルター級 寺島隆惺(2年)

【女子】▽ライト級 酒井菜々美(3年)