【ボクシング】世界1位高見亨介“生意気”全開6回KO宣言 王者ロサ挑発に「なおさら倒したい」

会見で意気込みを語る高見(撮影・足立雅史)

プロボクシングWBA世界ライトフライ級1位の高見亨介(23=帝拳)が世界2階級制覇王者と笑顔を交えた“神経戦”を繰り広げた。30日、横浜BUNTAIで同級王者で2階級制覇王者のエリック・ロサ(25=ドミニカ共和国)に挑戦する。28日には横浜市内のホテルで世界戦の公式会見に臨み、ロサと隣同士で着席。「ここまでメンタル面も体の部分も最高に仕上げてこられた」と手応えを示すと、王者との軽快な「舌戦」を展開してみせた。

所属ジムの本田明彦会長から「ジムで1番、生意気」と評される高見。プロ10戦目での世界初挑戦となるが、18日の公開練習で「6回あたりで仕留められば」と自信を示していた。そのKO宣言を伝え聞いたロサから会見で「6回でKOすると話しているが、それは大きな間違い。KOを狙うときは気をつけて。私の方がKOするかもしれない」と王者のプライドを示された。

王者の堂々とした発言ぶりに、高見は「すごく僕が6回で倒すことを警戒しているみたいなので、意外にクレバーで戦えるというところをみせて6回に倒したい」とあらためてKO宣言。すると再びロサからWBAベルトを誇示されながら「オレにKO宣言なんて、まったくクレイジー」と笑顔で返された。挑戦者らしく王座を奪いにいく意欲を持つ高見は「分かりやすい英語でした。僕は苦笑いしかできなかったが、気持ちも高ぶっていて。自信満々の戦いができると思う。(クレイジーと言われ)なおさら倒しにいきたいなという気持ちになりました」と最後まで強気の姿勢を貫いた。

さらにロサを指導するキューバ人名伯楽のイスマエル・サラス・トレーナーからも「KOを狙ってくる方は必ずガードが下がる。そこを私たちが突くことになる」と指摘を受けると、高見は笑顔で対応。「めちゃくちゃガードを上げていきたいなと思う。展開としてはKOで倒して勝つことが理想」と最後までKOへのこだわりを口にした。所属ジムの浜田剛史代表も「高見は今、勢いに乗っている。細かいことは言わず、伸び伸びさせている」と大きな期待を寄せていた。