プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は31日、東京・後楽園ホールで開催される。
30日には東京・水道橋で前日計量が行われ、王者渡辺海(22=ライオンズ)、挑戦者となる同級1位斎藤麗王(27=帝拳)が出席。両者そろってリミット(58・9キロ)で1発クリアした。今年4月の王座決定戦で返り咲きに成功し、初防衛戦となる渡辺は「絶好調ですね。バッチリ仕上がっている」と自信を示した。
沖縄合宿をはじめ、高地でのトレーニングも実施。渡辺は「相手はタフなので、倒しにいく場面あればいくし、12回戦うようであれば12回戦ってしっかりと勝つ。どの場面でもいけるように」と王者の風格を漂わせた。また同門のWBA世界ミニマム級1位高田勇仁が9月14日、同級2位松本流星(帝拳)との王座決定戦に臨む。所属ジム初の世界王者誕生が間近に迫っており、渡辺は「しっかりとつながないといけない。相手も同じジムだし、自分が勝利を届けたいと思う」と意気込んでいた。
一方、プロ8戦目でタイトル初挑戦となる斎藤は「ボクの中ではタイトル戦でも気持ちに変わりはない。戦いの1つであって(ベルトは)おまけ付きという感じ」と平常心を貫いた。試合展開のイメージも口にし「捕まえて沼に引きずり込む」と不敵な笑み。指導を担当する粟生隆寛トレーナーは「沼に引きずり込む過程をしっかりとやってきたつもり。気をつけるパンチはあるが、引きずり込んだら、そのパンチの威力はなくなると思う」と手応え。パンチの破壊力に自信を持つ斎藤だけに「KOは勝手に起こると思う」と“予告”していた。