新王者・高見亨介の野望…地元・新宿区若松町での凱旋パレード開催「ジムで1番、生意気」全開

一夜明け会見で笑顔を見せるWBA世界ライトフライ級王者の高見(撮影・河田真司)

ボクシングWBA世界ライトフライ級王者高見亨介(23=帝拳)が地元凱旋(がいせん)パレード開催の野望を掲げた。

30日、横浜BUNTAIで無敗の世界2階級制覇王者エリック・ロサ(ドミニカ共和国)を10回TKO撃破し、プロ10戦目で新王者となって一夜明けた7月31日、都内のホテルで会見。代名詞の「生意気」全開で、出身の東京・新宿区若松町でパレードできるスター的存在なる意欲を示した。また年内にもう1試合、戦いたい希望も口にした。

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ほぼ無傷の顔で高見は「野望」を口にした。東京・新宿区若松町出身の新王者は「できれば自分の地元・若松町で凱旋パレードしたかった。オープンカーで(優勝した)お相撲さんのイメージ」と壮大なプランをぶち上げた。所属ジムの本田明彦会長に「ジムで1番、生意気」と評される高見らしいビッグプラン。知名度を含めた現時点の立場は重々承知しながらも「まだそのレベルではないなと思い知ったので、それができるまで頑張りたい」と強い意欲を示した。

世界戦前に「スター性は抜群」と大きく認める同門の那須川天心(26)と試合内容で競い合うと発言していた。6月の世界前哨戦で判定勝利した那須川と自身の世界挑戦を比較し「前回の天心の試合と比べたら絶対、僕の方が面白かったと思う。今回は僕が勝ったかな」とちゃめっ気たっぷりの笑み。同じく若松町出身で同じ中学の大先輩となる人気バンド「SUPER BEAVER」のボーカル渋谷龍太から知人を通じて激励の色紙をもらっていたと明かし「地元のスターです。一緒に凱旋(パレード)できたら」。ボクシングの枠を超えたスター的存在を目指すつもりだ。

2週間後には練習再開する予定。高見は「できるならもう1試合やらせてもらえたら」と希望した上で、自らの王者像も口にした。「自分のスタイルを確立していきたい。誰かに似せるのではなく高見亨介のスタイルを定着させたい。しっかりと倒し切れるボクサーでありたい」。生意気な23歳王者は理想高く突き進む。【藤中栄二】