【RISE】原口健飛、判定で世界王者チャドに惜敗「あと少しの壁が越えられへんのが悔しい」

判定2-1で勝利したチャド・コリンズ(右)と原口健飛(C)RISE

<RISE:ワールドシリーズ2025東京大会>◇2日◇東京・大田区総合体育館

“日本のエース”原口健飛(27=FASCINATE FIGHT TEAM)の世界王座獲得はならなかった。

セミファイナル(第11試合)のRISE世界スーパーライト級王座戦(3分5回無制限延長回)で王者チャド・コリンズ(30=オーストラリア)に挑戦。1回にボディへ三日月蹴りを効かせてからの左ハイキックでダウンを奪取したが、その後の2~5回に試合は一転した。

無尽蔵のスタミナを武器に前へ前へと圧力を強め、パンチ、キックを止めどなく繰り出すチャドの前に、原口が劣勢に立たされる場面も何度かあり、結局、判定1-2(49-48、47-48×2)で競り負けた。

原口は試合後、パワフルに見えた相手の連打は効いていないと強調。「ちょこちょこもらってましたけど、全く効いてはないんで。ペッチ(ペットパノムルン・キャットムーカオ)2回目の時も写真だけ見たら俺、勝ってるんですよ。今回のチャドもそうでしょ。それで負けてるんですよね。それが悔しいし、なんか諦められへんなってところなんですよね」とうなだれた。

「1ラウンドか5ラウンドでフルボッコにされたら、自分自身がほんまに弱いし、やめようかなって思えるかもしれないですけど。ほんま、あと少しの壁が越えられへんのがすごい悔しいです」と繰り返した原口は「(負けた要因は)精神力かなと思うっすね、シンプルに。なんか幼い頃から格闘技はエリートやったんすよ。超エリートやったんすけど、俺、子供の頃からずっとネガティブなんすよ。だから自分自身が強いと思ったことないし。だから、もっと自分は強いなって思うことも、大切なのかなって思いましたね。悔しいっすね」と涙ぐみながら話した。